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Don't Believe Your Eyes!
Camogliという海辺の町の建物の Trompe l'oeil の話題だった。でもあまりに巧妙で、印刷された本ではよくわからなかったのが残念。
Princess Diana
イギリス英語でとても聴き取りやすかった。Princess Diana の生涯がよくわかった。でも、リアルタイムで情報を追っていた世代だから「よくわかった」のかも。
World War Ⅰ
第一次大戦のきっかけは書かれていたが、原因はスルーされていたような気がする。
たくさんの写真があった。塹壕の兵士の実体験に基づいて書かれた部分もあり、世界史の教科書に載っていないことを学ぶことができた。The War in Poems and Books の章を読んで、赤毛のアンの息子のWalter のことを思い出した。
読み終わってから音源を聞いたが適度な速さでとてもよかった。本文とGlossaryで15分程度。
WHRは易しくて短いので中学生でも読めるが、ある程度背景知識がある高校生が読むのもよい。
Freddie Mercury
とても短い伝記なので、たぶん知っていることしか書いていないだろうな、と思って手に取ったが、歯のことは知らなかった・・・!
あっという間に読み終わってしまい、せっかくこんな大版のフルカラー絵本なのだから、もう少し字があればいいのにと思ってしまう。
David Hockney
昨年、David Hockney の展覧会(東京都現代美術館)を見たので読んでみた。短くてあっという間に読めた。あっさりしすぎの感あり。この本のイラストレーターの個性あふれる絵からは、David Hockney の画風がどんなものかは想像がつかない。
Bakery of Happiness, The
Paris でパン屋を営むPaulの物語。おだやかな色調の絵で、登場人物(犬も含む)の表情も優しそう。ほっこりというより、しみじみした気分になる。
My Father Is a Polar Bear
子供が自分のお父さんがホッキョクグマと思い込んでいる可愛い話かと思ったら、ちょっと違った。時と世界を超えた家族の物語だった。そこここで、それぞれの人の気持ちになって「ああ、そうだろうなあ」と納得できてしまった。
読み終わってから前に戻って献辞を見たら、自伝的な物語らしかった。そこでやめておけばいいのに検索してしまう自分は無粋。
Michael Morpurgo の作品。挿絵はFelicita Sala. 表紙のみカラーで、中の挿絵は白黒なのがちょっと残念。
Bicycle Man, The
表紙は、木造校舎に小学生がハチマキをして登校する光景。日の丸が立っているから運動会のようだ。懐かしいにおいがするがどうやら生まれる前の話だなと思いつつ読み進んでいたら、終戦翌年の設定だった。
Allen Say の著作だが、これまでに読んだどの作品より、背景の山々や衣服の風合いも含め線がたくさん描き込まれている。人物の数も格段に多い。運動会のお弁当の様子などもとても楽しかった。
タイトルの意味は中頃から終いまで読んでようやくわかる。心に残る物語だった。
廊下側の木の本棚の絵本のところにある。
Redeyes at night
こまっしゃくれた年下のいとこのGeraldineが好きになれないMillieの気持ちがよくわかって、応援してしまった。面白かったけど、最後に大人がでばったり、円くおさめられてしまったのがちょっと残念。
挿絵はTony Ross.
Groundhog Day
中学1年の教科書 Link It Book 1 に Groundhog Day が出てくるので読んでみた。写真もよいし音声もゆっくりで内容がわかりやすい。「晴れて自分の影がくっきり見えればまだ冬」とみて穴に戻っていくのがなんだかおかしい。
授業で見たGroundhog Day のお祭りの映像では、groundhogが超肥満ウォンバットみたいで度肝を抜かれたが、この本のgroundhogは可愛い。でも人間と同時に写っていないので大きさは不明。
Half a Man
Michael Morpurgoの作品。Gemma O'Callaghan のシルクスクリーンのような挿絵が、はじめはMichael Morpurgo の物語に合わないんじゃないかという気がしたがそれは一瞬で、いろんなことを超越した挿絵だと思った。この挿絵のおかげで読み切れた気がする。
物語は少年の一人称で進む。不安や恐ろしさ、壮絶さに翻弄されるが、穏やかな日々と、理解と赦しも存在する。タイトルの意味はあとのほうでわかる。人ひとりと向き合うことの大切さをあらためて感じた。
Vicar of Nibbleswicke, The
Roald Dahlの作、Quentin Blake の挿絵。(それだけで面白いとわかってしまう。)
Robert Lee が新米牧師として赴任したNibbleswickeで、緊張のあまり不思議なしゃべり方をする。(しゃべると言うより、ところどころ脳内で単語を読む。)教区の人々は驚愕するが、いずれ解決法を見つける物語。
序文をQuentin Blake が書いており、興味深い。
難しめのYLがついているが、単語がちょっと難しいだけ。短いのですぐ読める。
Sherlock Holmes: The Emerald Crown, The
音声がそれぞれの登場人物らしく、聞いていてとても楽しかった。聞いたほうが内容もずっとわかりやすい。絵も素敵。
ミステリーだけれど、家族問題・恋愛問題も込みで、おもしろかった。この物語の後で、あの人がどうなったのか、ちょっと知りたい。
ODMのシリーズは、単語の説明が同じページ内にあるのでお手軽感あり。
Beagle Patrol
全部聞いても10分だった。もっとBeagleが活躍する場面を聞きたかった。
Story of Ferdinand, The
子供の頃、岩波の絵本で読んだ『はなのすきなうし』。今読んでも変わらない感動を覚える。
男声の朗読が落ち着いていて良い。BGMもスペイン風で雰囲気を盛り上げる。
でも何十年も前から同じ疑問があって、コルクの木ってあんな風にコルクがなっているのだろうか? 敢えて今、調べずに、いつかスペインに行って見てみたい。
War Horse
映画を見たことがあったので聴いてみた。音声はとても聞きやすかった。ずいぶんお話が短くなっていたが、荒々しい部分や残酷で悲しい部分がだいぶ減っていたし、優しい感じの挿絵なので、初めて読むにはよいと思う。次には原書を読んでみる。
Nicholas Nickleby
いろんな(変な)人が入れ替わり立ち替わり出てきて面白かった。ややめまぐるしくはあった。Charles Dickens の作品なので、きっと原書は長大で、さらに登場人物が多かったことだろう。表紙のテレビ映画の主人公だけを見て、読まずに全部聞いて楽しめた。後から中の挿絵を見たらちょっとイメージが違ったので、読まずに聞くだけで想像してよかったと思った。
One Grain of Rice
廊下側の木の本立てにある紫地の大きな絵本。
読んでいくうちに「ああ、これはあの話だ」とわかる。物語を知っていても、絵が美しいので読むのが楽しい。
Pollyanna
本を読まずに最初からしまいまで音声を聞いた。物語がわかりやすい朗読だった。でも、ちょっとPollyannaの声が好みではなかった。彼女の性格も、善良を通り越して悪くいえば押しつけがましいように感じた。PollyannaよりもAunt Polly の物語のほうに興味がわいた。もしかして原書はもっとAunt Polly にページが割かれているのだろうか?
Butler School
英国の執事養成学校の話でとても興味深かった。いちばんおもしろかったのは「アイロン」のくだりだ。
この本は短くて音源を全部聞いても15分もかからなかった。もう少し長くてもいいのに、と思ったくらいだ。
この学校は現在もあるようで、ウェブサイトを見てみたらさらに面白かった。
このノンフィクションのシリーズFPRは最近大量に入荷し、2023年10月6日からNew Books のコーナーに展示されている。
中学3年生以上なら楽に読める。
Wave, The
同じタイトルがPGR2にあり、怖い話だったが、高校生によく勧めていた。これはその原書。アメリカのある高校で、歴史の先生が始めたある実験が、学校全体の問題になっていく物語。
登場人物それぞれの背景や性格や、友達同士・先生間・夫婦間の関係が詳しく描かれていて、物語がより立体的に見えて来た。読んでよかった。
Client, The
見てはいけないものを見てしまったMarkは窮地に陥る。自分で見つけたLawyerのReggieはすごく頼りになる人だった。
John Grishamの小説を短く書き直したもので、物足りない気もするが、というよりもっとReggieのことを知りたかったが、手っ取り早く物語が進んで一気に読めた。名前がたくさん出てきたが、全員どれが誰だか覚える前に読み終わった。表紙になっている映画も見てみたい。
Saddest Dog, The
表紙のいかにも悲しげな犬に惹かれて読んでみた。いい話だった。なぜKimのところに来たのか疑問は残るが、Kimの気持ちにとても共感できた。すぐ読めて気分転換になった。
Ratburger
David Walliams 第5作。不愉快な登場人物、かわいそうな登場人物、想像を絶する汚さの登場人物、グロテスクな展開、と、☆5はあげられないかなあと思いながら、それでもやめられずに読んだら、最後のほうで手のひらを返したかのごとくよい話になった。汚さとグロに耐えられる人は読んでください。(挿絵が少なくて却ってよかったかも。)万人受けはしないと思うが、ストーリー展開のおもしろさで☆5つ。
Message in a Bottle
びんの中に手紙を見つけたことをきっかけに始まる交流。びんの中に手紙を入れるのは、その昔船員達が始めたそうだ。(初めて知った。)
物語の舞台はニュージーランドのようだ。小学校同士でクラス単位でメール文通を始めるとか、挿絵に描かれているパソコンのモニターがブラウン管だったり、2003年に発行されたたかだか20年しか経っていないのに、隔世の感がある。でも、物語自体は、設定や主人公の気持ちがよく描写されており、とてもよい英語で物語がさくさく進み、後味もよい。PMの上のほうのレベルは、長い物語を読めるようになるための助走としてよいシリーズだ。
主人公が小学生の割にはおばさんぽい顔をしているのでマイナス☆ひとつ。
Gangsta Granny
David Walliams の第四作、挿絵はTony Ross。すごくおもしろい展開で、ひとつ前の作品より洗練(!?)された。(えんえんと続くリストは少なくなり、表現や文のおもしろさが増した。)しんみりする場面もあって、物語に深みがあった。
想像力が豊かで、いろんな思いつきを面白がって実行するGangsta Granny みたいに私もなりたい。
I Hate English!
香港からNew York に移住したMei Mei の物語。英語を話そうとしない彼女のために、Nancy という先生がやってくる。
Mei Mei の気持ちがわかる。とくに、
She felt she might lose something.
(以下2文略)
というところ。
ちょっとNancy のやりかたに強引な印象を受けた。New York で生きていくにはもちろん英語を使わないといけないのだけれど。
横長絵本なので、絵も多くあってこどもたちの表情が生き生きしていて素敵。
Hetty Feather
Jacqueline Wilson の作品で、舞台は19世紀ヴィクトリア朝の英国。ロンドンのFoundling Hospital (孤児院のような施設)に置き去りにされた少女の物語。身体の弱い赤ん坊は、集団生活ができるようになるまで、田舎のfoster parent のもとに預けられ、何年か過ごしてからFoundling Hospitalに戻される。そういった仕組みや、当時の服装、食べ物、日課(縫い物の訓練も含む)、ロンドンの町の様子などがよくわかる。
Hetty Feather はなかなか激しい性格で行動力があるが、彼女の人生は幸福とはほど遠く、楽しい物語では全然ない。でも、彼女がどんな人生を送るのか見届けたくて、読むのがやめられない。
Daisy and the Trouble with Coconuts
The trouble with coconuts is … という文で始まるこの物語は、数えきれないほどの the trouble with (何とか) … に満ちている。祖父母と funfair に行った Daisy は、多くの trouble を乗り越えて満喫するのだが、乗り越えられないものもあったのだ。
挿絵がおかしい。こんな Daisy なら 、さぞ遊びに連れて行き甲斐があるだろうと、ちょっと祖父母に同情した。
Can You Whistle, Johanna?
スウェーデンの作家 Ulf Stark の作品。英訳は Julia Marshall。
お祖父さんが欲しい Berra のために、Berra に合うお祖父さんを見つけに老人ホームに行くBerra と Ulf。そこで出会った Ned と交流が始まる。かみ合うような、かみ合わないような、それでもなんだか楽しい会話。ふたりの少年は、Berra の新しくできた Grandpa Ned のために素晴らしい計画を実行する。
心温まる物語。静かに感動する物語を読みたい時に、勧めます。挿絵もおだやかな色調で素敵。
Billionaire Boy
The Boy in the Dress, Mr Stink の作者 David Walliams の作品。挿絵は Tony Ross でおかしさにおいては期待を裏切らない。物語のそこここに出現するリストもパワーアップしている。出現するお菓子やピザ屋や新聞の名前は現実のもので、英国の日常が思い出されて余計に笑える。
大金持ちの息子の Joe の欲しいただひとつのものは・・・? なかなか手に入れられない。
物語の幕切れがありゃりゃここで終わりか? と思ったが、ちゃんと Postscript でその後が書かれていて安心した。
Pocket The Queen Wisdom
小さなハードカバー本。短い時間で読める。
1ページか2ページにひとつずつ、Queen Elizabeth Ⅱのことばが記されている。この本のタイトルはWisdomだが、深遠なwisdomというより、折々の「おことば」という感じ。
面白かったひとことを書いておく。
"I simply ache from smiling. Why are women expected to beam all the time...
It's unfair. If a man looks solemn, it's automatically assumed he's a serious person, not a miserable one."
本の終わりのほうには12 Facts on the Queen というのがあり、これはとても興味深い。
Digital Minimalism
本を開いてみると、Chapters が細かく、ところどころ太字があり、さらにPracticeとかいう標題が見えて読むのがめんどくさそうに見えたので、読まずに音を聴くだけにした。歩きながら聴くにはちょうどよい速さで、とてもよく理解できた。
自分はそれほどスマホ依存はしていないつもりだったけれど、読みながらかなりの反省があった。
Spend Time Alone, Use Your Leisure Time Better の章が特に印象に残った。
高校生に特に勧めます。
Lola Rose
読み始めて2ページですでに家族の行く末が案じられた。Lola Rose にとても同情した。
Ms Balsam がもっと活躍するかと思ったが、予想に反した。その代わり、Auntie Barbara の心の寛さと行動力に感心した。Auntie Barbara に私もなりたい。
Chapter 毎のタイトル周りの絵 (Nick Sharratt によるもの)が Lola Rose のコラージュを表しているものが多く、「ああ、おんなじだ」と気づくたびに楽しかった。
物語のあとに、Quick Quiz や Things to Think about といった読解確認とディスカッションのページがあり、学校の授業で使われているのかと思った。(それにふさわしい題材ではある。)
Mr Stink
Quentin Blake の表紙に誘われて手に取った。すごく臭い浮浪者 Mr Stink と、彼に初めて話しかけた少女 Chloe との心温まる交流のお話。おかしくて大いに笑った。俗語も使われているが意味は想像がつく。
The Boy in the Dress の作者、David Walliams の作品。他の作品を読むのが楽しみだ。
Billy and Mini Monsters: Monsters Go to School
フルカラーで楽しい気分にさせる本。物語だがところどころマンガになっている。
Monsters が5人(匹?) 出てくるが、特徴も名前もまだ覚えられない。Billy について学校に行き、いじめっ子を黙らせる話。
Age of Innocence, The
登場人物が少なめで、しかも前のほうに似顔絵付き一覧があるのでどれが誰だか迷子にならずに読み進められる。
内容はおとな向き。じれったいような、男と女の話。ストーリーはわかりやすかったけれど、もうちょっと詳しい版で読みたいと思った。
アメリカ英語の音源付。読む速度が遅いので速めて聴くのを勧める。
Little Princess, A
OCC (Oxford Children's Classics) のシリーズで、complete and unabridged 版。つまり原書。
こどものころ読んだ翻訳とかなり一致していたけれど、やはりあの時読んだのはかなり省略されていたのだとわかった。とても読みでがあった。
昔は Sara はいい子すぎて好きになれない時もあったけれど、今は彼女の苦しさとつらさや、その上での空想の素晴らしさが理解できる。彼女の精神の尊さに(彼女と自分の年齢差は関係なく)感動した。
英語で読むと、Becky のことばが Sara や学校の生徒達のことばとこうも違うのかと驚かされる。
新しい単語がたくさんあった。gay とか。
What a Sight I Saw Last Night
写真は合成で、ありえない格好をした動物たち。でも〇〇だから仕方ない。ありかも。
中1向け。絶対に音読しましょう。
Queen ElizabethⅡ
Queen Elizbeth Ⅱのことをだいたい知っている読者なら、短いけれどよくまとめてあるし、Queen への尊敬が高まるように書かれていると感心するだろう。全然知らない人が読んだら、もっと知りたいと思うだろう。
フルカラーの挿絵が美しく、Royal Family にかなり似ている。おすすめ。
a smart girl's guide to friendship troubles
友達関係のトラブルや、それをどう解決するかの how-to 本。学校生活で起こりがちな状況がたくさん出てきて、ためになる(と思う)。アメリカも日本と同じだなと思った。一気読みせずに、クイズに本気で答えたり、少しずつ考えながら読むとよい。
難しい単語はないけれど、日常生活の慣用的なフレーズが多く使われていて、ふだん Graded Readers しか読んでいない人には新鮮な表現が多い。海外経験のある人なら中1から、そうでなければ中3から読めそう。
私がいちばん心に残ったのは Listen to the wise girl inside you. という文。ときどき思い出そう。
We Are Animals
超絶かわいい動物の赤ちゃんたち。短かすぎてかわいい動物をもっと見たかったのと、(My tail is stripedではなく)I am striped にほんの少し違和感があったのとで★3つ。
すぐ読める。中1向け。
Mozart Question, The
Michael Morpurgo の作品。Michael Foreman の挿絵が美しい。
悲しく、苦しく、辛い経験の物語だが、幸せの部分もある。導入部はちょっとテレビドラマ的。
難しい単語もあるが、表紙の絵から歴史的背景を想像できれば、中学3年生以上なら読めると思う。
Eco-Wolf and the Three Pigs
Seriously Silly Stories の一冊。
おもしろかった。今まで読んだ同じシリーズの中でいちばん長く、その分内容もあった。絵で面白さが倍増している。
Panda's Playtime
写真のパンダがとてもかわいい。ページごとのポーズにつき、人間のこどもなら得意げに言うかもしれないセリフがついている。
ひとつだけ「そりゃ違うでしょ」と突っ込みたくなるセリフがあった。
中1向け。すぐ読める。
Tashi
字が少ない分、絵を見て想像の翼を広げる余地がある。モノクロのえんぴつ画がすばらしい。
Jack がたびたび親に向かって "You always ask the wrong questions!" というのがおかしい。
Rather Small Turnip, The
Seriously Silly Stories のシリーズの一冊。
絵はおかしい。物語は面白いけれどブラック。
ブラックジョークが怖い人は近づかないように。
Stella Endicott and the Anything-Is-Possible Poem
この本はTDD5(Tales from Deckawoo Drive シリーズの5巻目)だったので、登場人物とかよくわからなかったところがあった。1から順番に読めばよかったかなと思う。
人間の家族と一緒に暮らしている豚の Marcy Watson の関連本のシリーズ。Marcy Watson の家の近くに住む小学生の Stella Endicott の学校生活を描いている。
Stella が宿題の詩を書き、それを得意になってクラスの子に見せてしまう、といういかにも小学生な展開にほのぼのした。
Our Jacko
★6つ。深い感動をおぼえた。Michael Morpurgo の作品。
学校の第一次大戦に関するプロジェクトをきっかけに、少年 Michael とその家族は、高祖父のことを知る。
Shakespeare の作品を知っていればより楽しめる(が、知らなくてもこの物語はぜひ読んでほしい)。
David Gentleman の挿絵が美しい。River Avon の絵は特に印象深い。
Cinderboy
Seriously Silly Stories の一冊。
Stepfather と Stepbrothers に家事をさせられ、ソファの下に落ちたピーナッツを拾わせられる Cinderboy の日々。自分も Football Match を見に行きたいと願う。で、魔法が起きる。
絵もおかしい。特に、スタジアムの大観衆の熱狂する顔、顔、顔。
Seriously Silly School Jokes
おかしかった。(笑えなかったらやだな、と読む前はちょっと不安だったけど、幸い全ページ笑えた。)生徒の皆さんも、多少、どこがおかしいのかわからないのもあるかもしれないけれど、一度は手に取ることを勧めます。(時間が経ってもう一度読んだら全部笑えるようになっているかもしれません。)
"What do you call someone who keeps on talking when no one is listening?"
"A teacher!"
Hansel and Gretel
誰もが知っている Hansel and Gretel を英国の児童文学作家 Michael Morpurgo が文章にした。森に行くまでの物語がたっぷりと語られる。英語は一文が長いが、やさしくて、読む速さでそのまま入ってくる感じ。
Emma Chichester Clark による挿絵が美しく、ゆっくり浸りながら味わいたい本。
Tinyville Town : I'm a Librarian
Kafka本。 仕事の内容だけでなく、この仕事に就いている人の性格というか、行動の傾向が面白く描かれている。中1から読める。
Tinyville Town : I'm a Police Officer
Kafka本。いろいろな仕事があることがわかる。短いけれど、絵も内容も面白い。
幾つか難しい単語があるが、文脈から意味は多分わかる。
(もしどうしても辞書を引きたくなったらLLにある英英辞典を見てください。各種あります。 )
Tinyville Town : I'm a Veterinarian
Kafka本。とても易しく、しかも文も絵も面白い。中1にお勧め。
Awesome
転入生 Ben は、初登校日にある女の子にある勘違いをされる。
Ben はどうなる?
笑いながら読める一冊。
Five Ways to Make a Friend
新しい学校に来た Ella はなかなか友達ができない。図書館で見つけた本 "Five Ways to Make a Friend" に書いてある方法を順番に試していく。
友達を作りたい子の気持ちがよくわかる。けっこう Ella は行動的で、えらいと思う。
Bad Day for Jayden, A
Jaydenのある日を描いた物語。ユーモアも笑いもない現実の学校生活がそこにある。生徒だけでなく先生の学校生活や仕事観みたいなものも描かれているのが他のいわゆる「学校もの」とは一線を画している。
易しい英語で書かれているが、高校生にも勧めます。
Anna Liza and the Happy Practice
Psychiatrist の母の診療所の待合室で、患者の家族担当のdoctorになっている(つもりの)Anna Liza の話。初めて彼女をDoctorと呼んでくれたEdwardのために、素敵な治療を思いつく。
ちょっと荒唐無稽なところがあるけど、子供らしい夢があって楽しい。
英語は易しく、あっという間に読める。挿絵も物語の雰囲気にぴったり。
War with Grandpa, The
小学生の男の子が「じいちゃんに自分の○○をとられた」「絶対に取り返す」ことを綴る日記調の物語。初めの方はいかにも小学生の日記で、一文が短く単語も単純で読むのがとても楽。でも、一日の日記が長くなると作者が自分が小学生だということを忘れて一文が長くなり達者な表現で書くようになるのがちょっとおかしい。
祖父や小学生の友達の性格もそれぞれにおもしろい。
映画化は不評に終わったらしい(私は見ていない)が、日常を「小学生の目を通して描く」ことに値打ちがあった物語なので当然かも、と思った。
Respect : The Walter Tull Story
Walter Tull という実在した人物の物語風味の伝記。英国初の黒人Footballer となった。
興味深く、また易しく読めるが、すぐ終わってしまって残念。
Mayor of Casterbridge, The
不幸のてんこ盛り(ある登場人物に限る)みたいな物語だった。でも、幸せになる人もいるので、おもしろかった。次から次へとことが起こるので、途中でやめられず、読み進めていった。ものすごく長い小説を短く書き直したからか、とても濃かった。
Skimmity-ride というものを知った。
Thomas Hardy の著作だが、OBW6 のTess より気軽に読める易しさだった。(Tessより救いもあった。)
英文学なのになぜか米語の朗読だったが、聞きやすかった。
Northanger Abbey
先にMMR2+ の同じ本を読んだので、次にOBW2で読み比べてみた。語数が少し多いので、期待して読み始めた。始めの方は主人公の性格がより詳しく描かれているかと思ったが、物語はあっさりしていて、MMR2+の方がいろいろな出来事が書かれていて面白かった。MMR2+の勝ち。
Northanger Abbey
Soraさんのコメントを見て、面白そうだったので読んでみました。
巻頭の、A note about the author, A note about this story がとても役に立ちました。物語の理解を助けます。
物語の前半で既に味方と嫌なヤツが決まり、読みやすかったのですが、なんか主人公自身の危機がそれほど大きくなくて平和でした。
Jane Austen沼の入口としてはよい読みものだと思います。
音源もよく、おすすめです。
African Mask, The
不思議なミステリー。とても読みやすく、音源もよい。登場人物は大人だけ。もっと何か起こってもよかったのに、と思うくらい、短くて、あっという間に読めた。
Here's the Naughtiest Girl
新たなる転入生との対決。相変わらず、成長しつつはあるが学習してない行動が見られるElizabethがおかしい。
これまでの3冊と比してとても短く、ちょっと拍子抜け。巻末に別の物語の抜粋がおまけとして付いている。歴代表紙絵の掲載もある。今のKate Hindley の表紙だと読む気がわくし、現代の内容と思えるけれど、昔の表紙だったら(読めば面白いけど)手に取っただろうか?
The Naughtiest Girl のシリーズで Enid Blyton が書いたのではこの巻まで(1940 〜1952年)で、続く5巻から10巻はAnne Digby が書いており、(1999 〜2001年)、現在は公式に10巻となっている。第4巻があっという間に終わってしまったのと、Elizabeth が圧倒的人気を誇り、続きを読みたい読者(プロの作家を含む)がそれほど多かったわけだ。
Stories of Courage
勇気ある行動をした8人の伝記。短くまとめられているので、ひとり分はあっさり読める。英語も難しくない。
でもその後、もっと知りたくなってネットで検索して、その先のサイトも読んだり聴いたりするので、結局本を一冊読み終えるのにけっこう時間がかかった。だから、どこからどこまでがこの本で得た知識で、どこから先が別のところで得た情報かほとんどわからなくなった。
この本で初めて知った人は Ana Quirot, Odette Sansom, Aron Ralston の3人。強さに感銘を受けた。
Shark!
予想を裏切らない物語の展開で、安心して読めた。
どうして英語の本には、shark好きの子が出現するのだろうか? Ready, Freddyもそうだったし。
Traveller, The
物語の背景にビョオオオと冷たい雪が吹きつけそうな、挿絵がモノクロで暗い感じだが、よく見ると細かく描き込んであり、とても雰囲気のある絵だった。陰惨な話かと思ったら、終わってみると絵に描いたようなヒーロー物だった。短くても楽しめた。知らない単語に出会った。
Alien
A Note from the Author をはじめに読んだので、すっと物語の世界に入れた。SF戦争ものだが、希望もありそうだ。おもしろくなりそうなところで終わって残念だったが、続編があるようだ。
このシリーズは物語がどんどん進んで、読みやすい。
Guilty?
すいすい読めた。いじめに苦しんでいた主人公の気持ちが、刻々と、手に取るようにわかった。でも、結末が書かれていなくてつらい。
何か読みたいけれど 、おめでたい気分にはなりたくない人にすすめます。
Tales From Longpuddle
Longpuddleに向かう乗合馬車で、村人が代わる代わる村に起きた事件を語る。のどか。squire など、どこかで見た単語も出現。音源の朗読がとてもわかりやすい。
Great Food Bank Heist, The
楽しげな表紙で、軽い気持ちで読み始めたのだけれど、食糧欠乏の実態を見せつけられて驚き暗くて重い気持ちになった。後半は子供達が頑張ってヒーローになり、明るい感じで終わってよかった。この本の収益の一部はfood bank に寄付されるそう。買わなくてもいいからみんなに読んでもらいたい。
Allison
廊下側の木の棚に載っている大型絵本。持って帰るには大きいけれど短いのでその場で読んだ。
静かで深い。
絵が良い。
すべての人に勧めます。
Who Was Jane Austen?
Jane Austen had many siblings, so I often had to look at her family tree on Wikipedia while reading this book. I saw many similarities in her life with many bits and pieces described in Sense and Sensibility, Pride and Prejudice and Persuasion. I was relieved to know that she received some money for her works. (I had had a fear that her book sold well only after her death.)
Who Was Roald Dahl?
いろんなことが起こった興味深い人生だった。どんなふうに物語を書いたか、の部分はちょっと予想とは違った。
「伝記を読んだら物語の面白さが倍増する」というわけではないので、「Dahlの物語の愛読者全てにこの本を勧める」ことはしません。
Bear Called Paddington, A
読まずに全編聴いた。(高尾山往復弱の長さだった。)Stephen Fry による朗読がとてもよい。おじさんなのに女声パートはちゃんと女性に聞こえるから不思議。でも、松岡享子さんの日本語訳が自分には染みこんでいて、英語を聞いても日本語も同時に聞こえてくる気分。1958年に書かれた物語なのにぜんぜん古くない。知っている物語なのにやっぱり笑った。日本語で読んだことがある人も、ない人もぜひ聴いて(読んで)みてください。
Sleep is for Everyone
読み始めて2ページ目に知らなかった事実が書かれており、眠気が覚めた。シンプルな英語でさっくり読めた。
What Is the Story of Hello Kitty?
I didn't know that there had been a TV program!
Naughtiest Girl is a Monitor, The
Elizabeth は monitor になれた、のだけれど・・・のお話。友達同士の関係性が、よいことだけでなくうまくいかないことも描かれていて、自分も生徒のひとりになった気分。Whyteleafe School に行っていれば、もう少しsensible な人間になれていたかなと思う今日このごろ。
Naughtiest Girl Again, The
またしても面白い。新入りの生徒達とのやりとりとか、いかにもな学校生活が楽しい。なぜ、Elizabeth は自分の性格をわかっていながら、自分から問題を(結果的に)起こしてしまうのだろう?
Dragon's Halloween
Six small pumpkins, The costume party, The deep dark woods の3つのお話が入っている。どの物語も絵と共におかしい。
このシリーズは5冊とも読んでしまった 。新刊出ないかな。
Naughtiest Girl in the School, The
面白かった。ずっと同じ感じで続いていく学校生活ものかと思ったら、とても盛り上がりがあった。素敵な学校だけど、お金の管理については私個人としてはちょっと疑問が残る。巻末に作者Enid Blytonの年譜があったけれど、生まれた場所が私の知っているところだったのにびっくり。といっても1897年の出生だが。ずっと前に書かれたのに今なお読まれているのに感銘をうけた。だって面白いのだから。J.K.Rowling が好きな作家としてあげていたが、納得がいった。
Dr Jekyll & Mr Hyde
音がすごかった。ロンドンの街中の喧騒がダイレクトに伝わった。OBW4と比べて随分短いが、分かりやすく面白かった。OBWで読んだ時より、Dr Jekyllが若く、カラーの挿絵を見るとMr Utterson がとんでもなく男前だった。おすすめ。
Vanity Fair
すがすがしいくらいの悪女の話。一見性格がよさそうだけれど手がかかり案外身勝手な女も登場。全編を通してひとつの大きな深いテーマを追求するというよりは、あきれつつも楽しく読んで、そこここで「あっそうか」と我が身を振り返りほんの少し反省したりした。ヨーロッパでナポレオンが戦争している最中の章には、戦場にいなくても砲撃の音が聞こえてきそうな臨場感がある。素敵な挿絵は作家William Thackeray 自身によるもの。音読はそれほど速くないので、歩きながら聞くのに最適。
Jason Banks and the Pumpkin of Doom
いじめっ子のJason Banks のクラスに転入生のMillie がやって来る。彼女はなぜかJasonを怖がらない。
日常なのに不思議感があって面白い。英語は易しく、行間が空いていてとても読みやすい。
The Demon Headmaster series の作者Gillian Crossの作品。
20,000 Leagues under the Sea
ドラマも音楽も効果音もすばらしく、とても楽しめた。ディズニーシーのアトラクションしか知らなかった私にとって、「こういう話だったのか」という気分。全然ディズニーシーより面白く長時間にわたり浸れる。ダイオウイカみたいなのがペチペチする音も秀逸。The Nautilusの移動距離の長さ、速度には驚かされる。
Women Who Launched the Computer Age
アメリカで第2次世界大戦時に開発されたコンピューターENIACをプログラミングした女性チーム6人の話。1946年に華々しくENIACはお披露目されコンピューターのハードを作った男性達は褒めたたえられたのに、女性チームの名は報道すらされなかった。1985年になって、ようやくある女子学生によって6人の名が広く知られるようになった。
物語の後に続くプログラミング(久しぶりにFORTRANという文字を見た)やゼロの発見などの歴史もとても興味深かった。
Yayoi Kusama
草間彌生さんの伝記。とても興味深い。本の挿絵が彼女の雰囲気にとても合っていた。彼女がGeorgia O'Keeffe と出会っていたのは知らなかった。
Ruth Bader Ginsburg
映画『ビリーブ 未来への大逆転』を見たので読んでみた。母のことも含め、より詳しく連邦最高裁判事であったRBGのことがわかってよかった。素晴らしい人だ。挿絵も本人によく似ていた。子供の頃、Nancy Drew の本が好きだったそうだ。彼女にならって、また読んでみようと思う。
PramBusters!
おもしろいのだけれど、結末が期待していたのと違った。現実的と言えば現実的だけれど。Anne Fine らしいと言えるかも。
挿絵は少なめ。特に前半は、わからない単語をとばして読むと、絵の助けがないので理解が難しいかもしれない。
Tea Party Parade
Parade のタイトル通り、リズムのある文体。絵も物語とぴったり合っていて、楽しい。とても易しい。Jacqueline Wilson の本の挿絵を描いているNick Sharratt の作品。(絵も文も)
Princess Truly : I Am a Super Girl!
髪の毛がきらきらし、マントが魔法を起こす、といったような。幼児のころの空想が具現化したような楽しさ。
Beauty and the Beast
音声が素晴らしい。知っている物語なので聴くだけで本を開かなかったが、あとで中を見たら絵も力作だった。おすすめ。
Tower of Babel, The
The Tower of Babel にまつわるいろいろな国のいろいろな絵や物語を知ることができた。短くて物足りない気もするが、飽きずに読み終われる。本題と同じくらい、後のほうについているWorld History Timelineが興味深かった。
MP3音声はGlossary も発音してくれて学習向け。
Good Dog Lion
LG のシリーズにはいろいろな作家のいろいろな文体の本があるが、これはAlexander McCall Smith の作品。語彙は易しいが一文が長い。物語も長く、深く、読みでがある。
舞台はアフリカで、ある少年と犬の物語。自分もまじめに生きなくてはと思った。
Princess Truly : I Am a Good Friend!
薄い本だけれど3つのお話が入っている。絵に使われている色がやさしく、かわいくて読みやすいが、女の子達の顔の形が同じなのでどれが誰だか最初混乱。ひとつめのお話で、Sir Noodles がすねてしまうのがおかしい。Princess Truly の本は、ACRの中に何冊かあるようなので全部読んでみようと思う。
Ghost in Annie's Room, The
大叔母さんのうちに遊びに来たEmma は、かつてAnnie の部屋だったという屋根裏部屋に泊まる。弟のジョーは、その部屋には幽霊が出るらしいと言ってEmmaを脅かす。果たして「出る」のか。
物語の結末に余韻が残る秀作。絵も物語の雰囲気にぴったりで素敵。
Beach Puppy, The
Cocoは初めて海岸に連れて行かれた。楽しいこともあったけど、なぜかRuby とはぐれてしまい、怖い思いをする。
犬の気持ちがわかる本。
Little Dorrit
音源は、はじめのところを聴いてみたら、速くはないが難しい単語があって、状況をすべてわかったという気になれなかったので読み直して理解した。
BBCのTVドラマシリーズ(全8回)を見たことがあり、登場人物やサイドストーリーがたくさんあって、複雑だがとても面白かったので、どんな風に短くなっているのかいささか興味があった。このOBW5版は、登場人物が激しく減っており、わかりやすく、純愛味が増していた。高校生向きと言えよう。
いずれ原書に挑戦してみようと思う。
Dragon's Merry Christmas
4 chapters あるが、それぞれに面白い。4つめは、クリスマスらしいお話。p. 53 の窓の外はゴッホの絵のよう。
Dragon's Fat Cat
Dragon の腹ばいになっている絵がとてもおかしい。この本は物語もよいけれど、絵でおもしろさが倍増していると思う。
Snake Who Came to Stay, The
Polly は、夏の休暇で留守をする人のために「ペット預かり業」をすることにした。いろんな動物がやって来たが、その中にDorris という名のヘビもいた。
こどもがこんな仕事を考えつく環境って、うらやましい。
My Life in Pictures
絵の得意な Bea Garcia の物語。一人称で日記調で書かれている。絵がふんだんにあり、繰り返しの表現が多いので、易しく、すぐに読める。
Time Jumpers : Stealing the Sword
シリーズ名の通り「時空を超える系」の物語。字が大きく挿絵もふんだんにあるので時空を超えて行く先についての知識が少しあればおもしろく読めると思う。絵が白黒で、あまり細密でないのが残念。特にp.18 - 19の絵は重要だと思うのだが、何を描いているのかわからない。(文章を読めばわかる。)表紙にも偽りあり。(こんな場面あったかな?)ということでマイナス☆ひとつ。
物語とは全然関係ないが、この本を読んで Brontosaurus の復権について知ることができたのがいちばんの収穫。
Dragon Gets By
Dragon の一日。とてもsympathyを感じる。明日はいい日でありますように。
絵も文章に増してユーモラス。
Friend for Dragon, A
クレヨン画のような親しみのある挿絵。ほのぼのして、しかも心に響く物語。おすすめ。
Captain Underpants の著者 Dav Pilkey の作品。
4.50 From Paddington
テレビドラマを見たことがあったので、見(読み)比べる楽しさがあった。ずいぶん異なっていた。映像化するには視覚的にインパクトのある方法をとっているのだなと思った。音声は女声の朗読でちょうどよい速さだった。
Too Small Tola and the Three Fine Girls
Nigeria の Lagos に住む "Too Small Tola" とその家族を描いた物語。この本には "Tola Saves the Day", "Tola Takes Control", "Tola and the Three Fine Girls" の三編が入っている。暮らしぶりが現実的で、考えさせられることも多いが、それぞれの物語がよい感じで終わったのでほっとした。アフリカを舞台にした物語は少ないので、おすすめ。
Joe and the Dragonosaurus
表紙の Dragonosaurus がかわいいので読んでみた。でも Dragonosaurus はあんまり活躍できなくて残念だった。
Ted Rules the World
不思議な話で面白い。謎が種明かしされる部分はちょっと残念感がある。
本の表紙の画家と、本の中の挿絵の画家が違うのだけれど、私は中の絵の方がTed のイメージに合うと思った。
Blamehounds
何かよからぬことが起きたとき、いつもNorman(犬)のせいにされてしまう。たとえ何も悪いことをしていない時までも。Norman はそれを逆手にとって、あるビジネスを始める。
発想がすごくおかしい物語。笑えます。
たくさんの犬の種類が出てくるので、犬好きな人に特に勧めます。
Parent Swap Shop, The
両親にうんざりする女の子の話。おかしい。朗読も効果音も音楽も面白い。おすすめ。
Spider School
Horrid Henry の作者 Francesca Simon と挿絵画家 Tony Ross による本なので読んでみた。安定のおかしさ。効果音がおどろおどろしくてとてもよい。音読も面白い。絶対に聴きましょう。音楽もたっぷり。物語が終わってからもまだ音楽は終わりません。
Stranger in the Snow
物語は未知の生物と遭遇する話でふつうに面白いけれど短かった。挿絵は、地の素材や画材をいろいろ(コンピューター1台だろうけれども)使っているところや、カーテンの模様が細かいところや、ところどころが写真の切り貼りみたいだったりするところがとてもよかった。
男声の音読。
Red Rock
A good story with a happy ending. It is read by female voice.
I like Sam's truck with Aboriginal dot painting!
Chariot Race, The
舞台はローマ時代で、挿絵も大きくわかりやすい物語。最後のページの絵が文章をよく表していて特によい。
朗読は男声で、ゆっくりめ。
Young King and Other Stories, The
Seven stories by Oscar Wilde. You cannot say these stories are just beautiful. Some are painful, some are cynical and some are ironical.
I had to stop and think it over again after each story.
My Friend's a Gris-Kwok
変身もの。会話がいきいきしていて、脳内音読すると楽しい。
こども向けのお話ではあるが、会話文が苦手な人、見慣れない単語をとばして読むのが苦手な人は、もう少し経ってから読みましょう。
All about Ella
心温まる物語。絵も素敵。章立てと、ページごとの文字の少なさがEllaの気持ちととても合っている感じがする。
いちばん共感できたのは、p.66 We eat . . . . .crunchy frozen peas, because everyone knows frozen peas are nicer than cooked ones.
Little Lord Fauntleroy
はるか昔、こども向けの翻訳『小公子』が大好きだったので読んで見た。音源はあるが今回は聴かなかった。
このOBW1版は、物語を知っている身としてははしょりすぎで短く、物足りない。でも心温まる物語であることは変わりないので初めて読む人向けに星4つ。
残念なのは、挿絵のおじいさまの足に包帯が巻いてあること。表紙の絵(挿絵とは描いた人が異なる)を見習ってもらいたい。
My Friend's a Gris-Kwok
作者の Malorie Blackman の作品をいくつか読んだことがあったので、絶対面白いだろうと思って選んだ。
会話がとてもいきいきしていて脳内音読すると楽しい。英語に馴染んでいる人はすぐ読めるが、見慣れない単語や表現が気になり過ぎる人はもう少し経験を積んでから(3ヶ月後)のほうがストレスなく楽しめるかも。
Boy-King Tutankhamun, The
Tutankhamun のことを知りたくて読み始めたら、ノンフィクション本ではなく、物語仕立てになっていた。おかげで、よりいきいきとTutankhamun らのことを想像することができてよかった。
早く読み進めたくて途中で聴くのをやめてしまったが、ちゃんと音を聴けば固有名詞の発音を覚えられる。
後ろの Story Notes, About Ancient Egypt まで読むと、より知識が深まる。
Can I Play?
このシリーズは、物語の前後にコースブックみたいな練習問題がついている。そのいくつかは音声を伴うもので、お勉強したい人や、コースブックやワークブックの練習問題のやりかたに慣れたい人に向いている。もちろん練習問題を全部とばして、物語だけを読んでもよい。
この本は、物語が an English book として秀逸なので星4つ。
Motorcycles!
いろいろな改造バイクが載っていて楽しかった。歴史もわかった。
Losing It
I learned a lot from this book. I am a loser almost every day, but I have decided to be a good loser.
Blue Scarab, The
現代の物語だが時空を超えて面白かった。怖いところも安堵するところもあり、さまざまな感情を経験できた。イヤフォンで聴くと効果音が左から右へ抜けたりして、とても臨場感というか立体感があった。あとで挿絵を見たらあまりにもあっさりしていて拍子抜けしたが、それ以上に音声がcolourfulだったので星5つ。
Canterville Ghost and Other Stories, The
Oscar Wilde の3作品 The Canterville Ghost, The Model Millionaire, Lord Arthur Savile's Crime が入っている。それぞれ別の声の朗読だが、速さもよく、声色も面白く、楽しく聴けた。 The Canterville Ghost はOBW2にもあるが、こちらのほうが短い。
Hampton House
表紙から時代物の話を想像して聴き始めたら、現代の物語だった。ミステリー風味も、怖いところもあって楽しめた。
挿絵の若者はいかにも1996年だった。現代のファッションに脳内変換するとよいでしょう。(会話は王道の英語で古さを感じさせない。)
After the Funeral
デヴィッド・スーシェのTVシリーズの中でもお気に入りの話なので聴いてみたら、随分と設定が 異なっていた。こちらの方が原作に近いのだとは思うが、あちこち違うので気が抜けなかった。M.Poirot がなかなか登場しないので心配になった。男声の朗読で、Poirotの話し方が デヴィッド・スーシェとはまた違うフランス語訛りで面白かった。
このシリーズは章が細かく分かれているので、読み易く、中断しやすい。
Portrait of Dorian Gray, The
章ごとにイントロの音が異なる、凝った作りの音源がついています。ひとりの朗読ではなく、女声と男声で読んでくれているので臨場感があります。物語をすでに知っている人は、本を開かずに音だけを聴きましょう。聴くだけで場面が十分に理解できて、面白いです。OBW3 よりは短いので、「あのエピソードが軽い」「あの描写がない」など、比較ができるでしょう。
Importance of Being Earnest, The
コメディーの戯曲なので聴くのが楽しい。Oscar Wilde の作品で、Dorian Gray の時代のこの階級の人達のロンドン暮らしと田舎の暮らしを念頭に聴くとよい。英語のまま楽しむしかない作品。
Merchant of Venice, The
戯曲を物語に書き換えたもので、女声の朗読だったが、いろいろな声を使い分けていてとても面白かった。挿絵がアニメっぽくて、(OBWでは望めないが)カラーだったらよかったのに、と思った。巻末の解説みたいなのが理解を深めるのに役立った。
Swan Lake
チャイコフスキーの音楽が鳴り響き、臨場感たっぷり。白鳥の声も聞こえます。朗読というより「ドラマ」です。読まずに聴くだけで楽しめます。音だけで星6つ上げたいです。ただし、登場人物のうちふたりの名前がバレエで知っていたのと逆で「あれ? これでいいのかな?」とはじめ混乱しましたが、すぐ慣れました。バレエには描かれなかった背景も教えてくれます。結末は・・・バレエにもいくつかバージョンがあるようですが、この物語は・・・でした。
Excalibur
馬が駆ける音、動物の鳴き声のみならず、魔法の音まで聞こえ、いきいきと物語が語られます。最後までどうなるか心配でどきどきしながら聴きました。
I am at your service って言われたい。
Stories of Other Worlds
H.G. Wells による3つの物語が入っている。ひとつ目の物語の結末に「あれれ? 結局どうなったの?」感が残り、思わずインターネットで検索してしまった(邪道)。そしたら、作者は、結末を書き換えた第2版を出していたことがわかった。三つ目の物語は途中まで笑える。三作品とも、不思議な後味が残る。非現実感を味わいたい人に勧める。
Blackbeard's Treasure
Bermuda Triangle に宝探しに行く話で、海賊の話かと思ったら、そう単純ではなかった。わくわく冒険譚には違いないが、目に見えない人物が登場したり、昔話が語られたり、など、Level 1 だから簡単かな?と思ったら、案外複雑。この物語を全然知らなかった人は注意深く聴く(読む)べし。音源は効果音も人の声も変化に富んですばらしい。
Perseus and Andromeda
ギリシャ神話はギリシャとあたりの島々と天空と地底と海が舞台と思っていたら、Perseus はずいぶんと(地図上で)遠くに旅していたので驚いた。音源は期待にたがわず最高。巻末のページに顔見世のように登場人物が描かれていて、どれが誰だか全部はわからなかったのも一興。
Black Pearl
恋愛メロドラマと、背筋が寒くなる要素もあり、恋愛ものが好きな人と、怖い系の話が好きな人両方におすすめ。
ぷつんとした幕切れで、この後物語がどうなったか想像できるのもよい。鉛筆画の挿絵が素敵。
なぜか数年に一度読みたくなり、実際に読み返している。
Wuthering Heights
物語を知っている人が読めば、物語を思い出すよすがとなる本。でも知らない人向けに「あらすじを把握するために読む本」になれるかと言うと、ちょっと厳しい。そもそもこども向けの物語でもないし。Usborne は誰向けに編集したのだろうか。
使用語彙は豊富で、初めて見る単語があった。(意味は容易に想像がつく。)
挿絵は、色味がきれいすぎるきらいはあるが、雰囲気はよい。表紙の題字のフォントもよい。
Mill on the Floss, The
Silas Marner の作者George Eliot の作品なので読んでみた。恋愛もあるけれど兄妹の物語でもあり、最終的には悲しい話だった。すごく易しく書き直されているので、お話の展開が速くて飽きずに読み進められるのはよいが、描写や細かいところが省略されすぎている気もした。あらすじは把握できたので、次はもう少し詳しい版で読もうと思う。
Leonardo Da Vinci
A man who questioned everything. That's him!
Rembrandt
The Feast of Belshazzar の説明がとくに面白かった。あと、肖像画の人たちが全員こっちを見ているとか、すごいです。
Where's Gilbert?
ぬいぐるみの Gilbert の大冒険。Gilbert の気持ちも、Not So Little Princess の気持ちもよくわかる。Ollie はいい子だ。
Best Friends
The Not So Little Princess に新しい友達ができた。そして、一緒にお城にsecret rooms がないか、探すことになった。
Secret rooms を知らないか?と聞かれた Prime Minister の返事が笑えます。
What's My Name?
もはやLittle Princess と呼ばれるには大きくなりすぎた王女を、本当の名前で呼ぶことになった。その名前は、王女自身は知らない。でも、誰も教えてくれない。なぜ?
Tony Ross の絵が楽しい。1ページに少ししか文字がないのでどんどん読み進めます。
Persuasion
Anne の気持ちが丁寧に描かれていて、8年以上の空虚な歳月を共に過ごした気がした。挿絵に大好きな映画のシーンが使われていて気分が盛り上がった。
Venice
Venice の地形や成り立ち、文化が要領よくまとめられていた。(栄枯盛衰の歴史についてはあまり触れられていない。)現在の問題のこともよくわかった。理解しやすかった。
How Cuchulainn Got His Name
登場人物の名前の読み方は分からなかったが、面白かった。初めて見る単語もいくつかあったが、意味は分かった。1ページの字の分量が少ないので負担なく読める。英語の表現の種類が多く、読みでがあり豊かな気分になる。この物語の後、どうなるのかとても知りたい。
Children of Lir, The
登場人物の名前をどう読んだらいいのかわからなかった。読み始めはありがちな話かと思ったらそうでもなく、すごい(気の)長い話で面白かった。英語はわかりやすくて中学生でも楽しめるが、実はいろいろな表現が使われていて、高校生が読むと勉強になると思った。
Where Is Mount Everest?
登山のことだけでなく、山がどのようにできたかも書かれていて、興味深かった。
Hachiko
A Good Story. I like the pictures too.
Heart of a Fighter
字を見ないで全部聴いた。テコンドーの話だった。「道場」のことらしいものを、変わった発音で呼んでいて、テコンドーでは違う用語を使うのかな、と思った。例によって、Brenton College のシリーズは、登場人物が限られていて、テーマもひとつで、とてもわかりやすかった。滝の修行もあった。ちゃんと運動して身体を鍛えなければ、と反省した。
Road Trip
字を見ずに、全部聴いてみた。4人出てくるので、挿絵も一切見ずに名前を覚えるのにちょっと混乱したけれど、じきに慣れた。キャンパーで旅をする話で、ロードムービーみたいで「あるある」と思いながら聴いた。Joshua Tree National Park に入ると、行ったことがあったので、興味深かった。
スマホで聴いていると、しばらくすると途中で音が切れ切れに聞こえるようになってくる。スマホの画面が暗くなると、この現象が起こる模様。スマホを触って画面を復活させると、音ももとに戻った。
Second Chances
全然字を見ずに、全部聴いてみた。
お父さんとの確執を乗り越えようとする話。最初からお終いまで悶々としている。すっきりしたい人には勧めません。
Lift, The
Reading page 17, I understood why the title of the book is "The Lift".
He's Mine
安定の面白さ(と言うべきか「○○○○さ」と言うべきか・・・)。表紙も笑えます。
It's Just a Cat
I don't know whether Bobby will get on well with Ash.
Somebody Better
ふとした気の迷いが不幸な結果に・・・。この後どうなるか気になる。
Background Reading が、ちょっとしたトリビアで面白い。
Kiss of Death
怖い。
単語が少なく、読みやすいけれど、日常会話で知らないスラングがあった。Native English Speakers の、読むのが苦手な人向けの本だけのことはある。
Gone!
So scary!
My Naughty Little Sister's Friends
楽しい楽しい楽しい!