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108件見つかりました.
Who Is Jane Goodall?
WHO YL: 2.5 7543 words
2024-07-02 ★★★★★  ありんこ コメント数:106 


Who Was Bob Marley?
WHO YL: 2.5 6000 words
2024-06-28 ★★★★  ありんこ コメント数:106 


Amber Brown is Not a Crayon
AB1 YL: 3.8 7761 words
2024-06-28 ★★★★  ありんこ コメント数:106 

小学3年生のAmber Brownが主人公のシリーズ。学校の授業風景や、友達やお母さんとの何気ないやり取りに、アメリカの小学生の日常ってこんな感じなのかな、というのが感じられて楽しい。Justinという男の子は"justin time!" (just in timeと同じ発音)と、からかわれがちなのだそう。知らなかった。

Princess Cora and the Crocodile
LAS YL: 2.6 5000 words
2024-06-12 ★★★★★  ありんこ コメント数:106 

かわいらしいイラストで最後まで楽しく読めた。だが、考えさせられることも多かった。みんな「いい人(もしくはワニ)」で、「あなたのためによかれと思って」したことが、必ずしもよい結果を生まないことってあるよね、と実感。自分の気持ちを素直に伝えるって大事、と思った。

Dubliners
PGU6 YL: 4.2 20000 words
2024-06-08 ★★★★  ありんこ コメント数:106 

ジェイムズ・ジョイスによる短編集。ジョイスの故郷であるアイルランド・ダブリンの街とそこに住む人々をスケッチしたような作品で、当時の空気を想像しながら読んだ。作中に登場する通りやホテルは今もあるのだろうか。一度訪れてみたい街。

Murder at the Vicarage, The
AGT11 YL: 4.5 24140 words
2024-05-24 ★★★★  ありんこ コメント数:106 

アガサ・クリスティーの推理小説。このお話はミス・マープルものです。ミス・マープルが住んでいる家のお隣にあるvicar(英国国教会の司祭)の家で、殺人事件が発生。ミス・マープルが事件を解決へと導きます。イギリスの片田舎の中上流階級の暮らしぶりが垣間見られて、そんなところに注目して読むのもおもしろいです。

Moving Finger, The
AGT10 YL: 4.5 24214 words
2024-05-24 ★★★★★  ありんこ コメント数:106 

アガサ・クリスティーのミステリー小説はいつ読んでも楽しめる。英語学習者(中級者)向けにわかりやすい英語で書かれているため、読みやすいうえにおもしろいです。作品の冒頭にはポアロもミス・マープルも出てこないので、別なタイプかしらと思っていたら、終盤でミス・マープルが主要登場人物の「友人」という形で出てきて、さっさと事件を解決していきました。

How to Give Up Plastic
PGU5 YL: 3.8 15300 words
2024-05-04 ★★★★  ありんこ コメント数:106 

Books for Senior 2のオススメ本。筆者は海洋プラスチック問題を憂慮する環境活動家で、Plastic-freeの生活を実践するための具体的なアドバイスが満載です。まず個人の行動を変えることから始めて、やがて周囲を、企業を、政府を巻き込んだ大きなムーブメントにしていこう、というのが筆者のスタンス。企業や政治家への陳情書の書き方やマスコミへのプレスリリースの書き方まで丁寧に指南してくれるので、この1冊を実践すれば、だれでもグレタ・トゥーンベリさんのようになれそうな気がしてきます。環境問題に限らず、社会に変革を起こしたいという問題意識を持つ人は読んでみよう。

Classifying Plants
COM7 YL: 1.0 1819 words
2024-05-04 ★★★★  ありんこ コメント数:106 

昔、生物で習った植物の分類(コケ植物、シダ植物、裸子植物、被子植物)を英語で復習する感覚で楽しかった。単語がわからなくても説明を読んで「ああ、維管束のことね」と納得したり。説明は丁寧でわかりやすいです。植物周辺のvocabulary buildingにも役立ちそう。

How It's Made: From Sand to Glass
COM6 YL: 0.9 1224 words
2024-05-04 ★★★  ありんこ コメント数:106 

高2の論理表現のテキストでガラスの歴史を扱います。副読本として読んでみましたが、テキストを補完するような情報は残念ながら得られませんでした。ガラスの製法とリサイクル方法について広く浅く学べます。聴くだけで十分理解できます。リスニングやシャドウイングの練習に使うのもよいでしょう。

Memory Man, The
FPR2 YL: 2.0 1135 words
2024-05-04 ★★★  ありんこ コメント数:106 

本を250冊も暗記できるという、驚異的な記憶力を持つ男性にフォーカスして、記憶のメカニズムについて考える。脳神経科学は発展途上で、脳についてはわからないことがまだ多い。仕方のないことだが、掘り下げ方が今一つだった。収穫は「記憶力は努力と訓練でかなり向上できる」ということ。今からでも間に合う?

Life on the Refrigerator Door
MCB YL: 2.8 11800 words
2024-05-04 ★★★★★  ありんこ コメント数:106 

Books for Senior 2でオススメされていた本。母と二人暮らしのクレアは15歳。常に多忙な産婦人科医の母親とはすれ違ってばかりで、ゆっくり話もできない。母は携帯を持たない主義で、冷蔵庫のドアにマグネットで張り付けたメモが有効なコミュニケーションツールだ。文字でのたわいない会話を楽しんでいるようでもあるが、やはり大事な話は顔を見て話すほうがいい。文字だけでは伝わらないことも、たくさんあるから。

20,000 Leagues under the Sea
EP1 YL: 1.8 7400 words
2024-05-04 ★★★★★  ありんこ コメント数:106 

ディズニーシーのアトラクション「海底2万マイル」を知っていますか?その元ネタになっている物語で、海洋生物学者のアロノックス教授が、ネモ船長が指揮する潜水艦「ノーチラス号」に乗り込んで世界中の海を冒険するお話。EPシリーズは是非聴き読みしてください。巨大な生き物との戦いの場面など、効果音が盛り上げてくれて、臨場感が半端ないです。

Portrait of Dorian Gray, The
EP4 YL: 3.2 7000 words
2024-05-04 ★★★★  ありんこ コメント数:106 

EPシリーズは是非音で楽しんでほしい。このオスカー・ワイルドの作品もそんな1冊。本にはイラストがふんだんに使われているが、主人公ドリアンがいかに若々しく美しいが本作品のカギなので、本のイラストに頼らず、読者自身が想像を膨らませて読むことをオススメする。(私は脳内でドリアン=ティモシー・シャラメで再生しました。)どんどん闇落ちしていくドリアンが悲しすぎる。

Excalibur
EP3 YL: 2.5 6500 words
2024-05-04 ★★★★★  ありんこ コメント数:106 

EPシリーズは効果音や声色に工夫があって、耳で読むのがとても楽しい。イギリスの「アーサー王伝説」ってよく聞きはするけど、恥ずかしながら内容を知らなかった。魔法使いマーリン、魔法の剣エクスカリバー、円卓の騎士ランスロット、聖杯(the Holy Grail)など、他のお話のモチーフにもなっている人物やアイテムが、この1冊ですべてつながった感じ。教養というにはおこがましいけれど、読んでおくといい1冊。

Good Girl's Guide to Murder, A
HJC YL: 5.5 101302 words
2024-05-04 ★★★★  ありんこ コメント数:106 

女子高生が主人公のミステリー。スピード感のあるストーリー展開で、主人公たちと一緒に謎解きしながら一気に読める。ただ、私は主人公たちよりもその親世代に感覚が近く、主人公たちの大胆かつ危なっかしい行動に始終ヒヤヒヤ。事実関係解明のために麻薬の売人に接触したり、証拠探しのために家宅侵入したり(立派な犯罪行為です)・・・。主人公が事件解決に傾ける情熱を、手放しで応援できないモヤモヤ感が残ってしまった。

Midnight Library, The
MAT YL: 6.5 68000 words
2024-05-04 ★★★★  ありんこ コメント数:106 

「もし、あの時違う選択をしていたら、私の人生はもっといい人生だったかも」という後悔は、長く生きていれば誰もが持つものかもしれない。そんな後悔ばかりのNoraは死の直前にMidnight Libraryに迷い込んで、人生の選択のし直しを何度もする羽目になる。人生をやり直しながら徳を積んでいくというドラマ「ブラッシュアップライフ」と少し重なる感じ。違う展開の人生は面白いかもと思う半面、私はこの1回の人生を大事に生きれば、それでいいかな、とも。

Gauchos of Argentina, The
FPR6 YL: 2.8 2596 words
2024-04-27 ★★★★  ありんこ コメント数:106 

アルゼンチンに今も存在する「ガウチョ」という仕事にスポットを当てている。都会から遠く離れた牧場で牛の放牧に従事する人々を指すが、独特なスタイルと優れた乗馬技術、また何事にも束縛されない自由を愛する気質など、仕事というよりはガウチョという「生き方」と呼ぶにふさわしい。かっこいい😍

Chinese Artist in Harlem, A
FPR6 YL: 2.8 1931 words
2024-04-27 ★★★★  ありんこ コメント数:106 

ニューヨークのハーレムで活動する中国系移民の芸術家にフォーカスしたお話。公立小学校でアートを通して文化の多様性を子供たちに伝えるという彼の活動は、地道だがとてもやりがいのある仕事だと感じた。

Mars on Earth
FPR8 YL: 3.5 2794 words
2024-04-27 ★★★★★  ありんこ コメント数:106 

ナショナルジオグラフィックによる科学系ノンフィクション。カナダのDevon Islandという北極圏にある島は、気候や地形が火星に似ているという。将来火星に人類を送るために必要なさまざまな実験に、NASAの科学者たちがここで取り組んでいる。高校生のテキストNorthStarで扱うユニットの副読本にぴったり。宇宙事業関連の語彙の強化にもよい。

Afghanistan's Heroic Artists
FPR8 YL: 3.5 2744 words
2024-04-27 ★★★★★  ありんこ コメント数:106 

ナショナルジオグラフィックによるノンフィクションシリーズの一冊。タリバン支配下のアフガニスタンで仏教遺跡のバーミヤンの石仏が破壊されたのは有名な話だが、このお話はアフガニスタンに伝わる絵画などの文化財を、タリバンによる破壊から守ろうと立ち上がった勇気ある芸術家たちの実話。こうした逸話はもっと広く取り上げられるといいと思った。

Firewalking
FPR8 YL: 3.5 2697 words
2024-04-27 ★★★★  ありんこ コメント数:106 

FPRはナショナルジオグラフィックによるノンフィクションシリーズ。世界の文化や科学に関する多種多様な読み物が楽しめる。絵や写真が多用されていて読みやすい上、語彙や読解のチェックもできる。このお話はギリシャのある村で伝統的に行われている、燃えた灰の上を歩く儀式についてのお話。

Twins of Auschwitz, The
EMK YL: 5.0 32000 words
2023-11-28 ★★★★  ありんこ コメント数:106 

高2論理表現で扱った、ホロコースト関連本として読んだ1冊。アウシュビッツの生き残りである著者が自らの体験を語ったノンフィクション。その体験はあまりにも壮絶で読んでいて苦しくなるほどだ。解放後、さまざまな経験を経て2019年に亡くなるまで平和を求める活動を続けた著者の生き方は、賞賛に値すると思う。「許す」という言葉の重さを考えさせられた。

Wuthering Heights
PGU5 YL: 3.8 16030 words
2023-11-28 ★★★  ありんこ コメント数:106 

エミリー・ブロンテの「嵐が丘」。原作が壮大な物語なゆえに、コンパクトにまとまりすぎて、あらすじをなぞるだけのお話になってしまった。荒涼としたヒースの丘の雰囲気など、味わい深い部分が失われている印象。ヒースクリフも憎しみで気が狂った人のように描かれていて残念。

Number the Stars
LOL YL: 3.8 26108 words
2023-10-31 ★★★★★  ありんこ コメント数:106 

再読。ナチス占領下のデンマークが舞台。前回は親友を救うために勇気を振り絞った主人公のAnnmarieや、デンマークの美しい農村風景に心酔しながら読んだが、今回はナチスによるユダヤ人迫害に、静かに、かつ大胆に対抗するデンマークの人々の物語として読んだ。本作はフィクションだが、史実に基づく描写が多く含まれているという。

Boy in the Striped Pyjamas, The
PGU4 YL: 3.4 12575 words
2023-10-31 ★★★★  ありんこ コメント数:106 

高2の授業でHolocaustに関するお話を読んだので、関連本を読んだうちの1冊。父の仕事の関係で、ベルリンから”Out-With”に家族で引っ越してきたBrunoはある日、家の外に「秘密の冒険」に出て、縞模様のパジャマを着た少年と友達になる。あどけない子供の視点で描かれるが、その描写が真に意味するものを知れば知るほど、背筋が寒くなる。

Schindler's List
PGR6 YL: 6.5 34800 words
2023-09-30 ★★★★  ありんこ コメント数:106 

映画「シンドラーのリスト」の原作。1,100人以上のユダヤ人の命を救うという偉業で知られるオスカー・シンドラー。だが、その人物像は清廉潔白な善人などでは決してなく、お金儲けに抜け目のないやり手の経営者で、女性関係も派手だったというのが意外でおもしろい。

Mozart Question, The
MMP YL: 3.0 7000 words
2023-09-02 ★★★★  ありんこ コメント数:106 

世界的なバイオリニスト、Paoloにインタビューすることになった「私」は同僚から「モーツアルトに関する質問をするな」と釘を刺された。なぜモーツアルトがNGなのか、読み進めるうちにそこに隠されたつらく苦しい秘密が明らかになる。悲しい話ながら、最後には一筋の光が見える良作。

Benjamin Franklin
WHR3-05 YL: 2.0 836 words
2023-08-31 ★★★★  ありんこ コメント数:106 

フィラデルフィアのフランクリン博物館に訪れたことがある。自宅跡地に建てられた博物館に並べられたフランクリンの発明品の数々に驚いた。科学者、発明家、文筆家、政治家と、何足ものわらじを履くフランクリンの生涯を垣間見ることができる一冊。

Rise and Fall of Communism, The
WHR2-08 YL: 1.5 754 words
2023-08-31 ★★★  ありんこ コメント数:106 

ノンフィクションの世界の歴史シリーズだが、この語数で共産主義を語りつくそうというのは、やはり無理がある。入門書としても少し物足りない。

Tea and Wars
WHR3-08 YL: 2.0 748 words
2023-08-31 ★★★  ありんこ コメント数:106 

ノンフィクション系の読み物を探していて手に取ったシリーズ。ボストン茶会事件とアヘン戦争についての記述が主だが、内容的にはあまり深みがない。イラストや地図が多用されているのはよい。

The Giver
LOL YL: 3.8 43617 words
2023-08-31 ★★★★  ありんこ コメント数:106 

数年ぶりに再読してみた。天候から職業、家族に至るまで何もかもが過剰にコントロールされた世界。12歳になるJonasはあることをきっかけに、この社会に疑問を持ち始める。お話の最後は希望を抱かせるような描写で、結末は読者に委ねられているが、その後の世界を描いた続編が3冊出ているので、気になる人は4冊まとめて読むのもお勧めだ。

Mockingbird
KER YL: 4.8 42000 words
2023-07-30 ★★★★★  ありんこ コメント数:106 

愛する人が突然この世を去ったとき、人はその喪失感とどう折り合っていくのか。これを意味する'closure'がこの作品の大きなテーマとなっている。アスペルガー症候群の10歳の少女Caitlinが、悩み考えながら自分の力でこの問いの答えを見出していく過程が感動的。

Summer I Turned Pretty, The
PGU3 YL: 3.0 9875 words
2023-07-30 ★★★★  ありんこ コメント数:106 

16歳のBellyをめぐる、ひと夏の恋と青春の物語。読みやすく、高校生のSummer readingにちょうどいい一冊。アマゾンプライムで22年夏にドラマ化されていて、可能なら読んだ後にドラマで見るのもおすすめ。続編もある(23年夏にアマゾンプライムで公開)。

Thief Who Stole Nothing
ORT-TC12 YL: 2.0 2669 words
2023-07-10 ★★★★  ありんこ コメント数:106 

8世紀、インドで発見されたゼロ(0)の概念が、アラビアに伝わった頃が、今回の舞台。Neena(KipperのシリーズではAneenaだった記憶なのですが)が大活躍。

Enigma Plot, The
ORT-TC12 YL: 2.0 2691 words
2023-07-10 ★★★★  ありんこ コメント数:106 

第二次大戦中のイギリス。ナチスの暗号製造器「エニグマ」の解読にあたるチームが悪者に狙われる。エニグマの解読といえばアラン・チューリング。彼を主人公にした映画「イミテーション・ゲーム」の雰囲気を思い出しながら読んだ。映画はこの本とは関係ないけれど、おもしろいので是非見てほしい。

Mission Victory
ORT-TC12 YL: 2.0 2499 words
2023-07-10 ★★★★  ありんこ コメント数:106 

今回の主役はChipとWilfで、時代は19世紀初頭のイギリス、トラファルガー海戦で勝利したネルソン提督の船、HMS Victoryが舞台だ。このシリーズは歴史的事実の背景にあるマメ知識がとても豊富。船には少年たちが乗り込んでいて過酷な労働を強いられていたことを初めて知った。

Jack and Three Queens, A
ORT-TC12 YL: 2.0 2321 words
2023-07-10 ★★★★  ありんこ コメント数:106 

Kipperたちが悪者退治に向かったのは、1601年のロンドン。シェークスピアがグローブ座で上演する演劇に、エリザベス女王様の役でKipperが登場して大活躍する。Kipperの女装がかわいい。

Tyler: His Story
ORT-TC12 YL: 2.0 2828 words
2023-07-10 ★★★★  ありんこ コメント数:106 

時空を超えて悪者退治に活躍するKipperたちの仲間に、新たに加わったTyler。19世紀のイギリスからやってきた少年で、当時の科学技術の発展にわき上がっていた様子がわかる。

Time Runners
ORT-TC12 YL: 2.0 2504 words
2023-07-10 ★★★★  ありんこ コメント数:106 

ORTのTime Chroniclesシリーズ。緑の表紙のシリーズ6冊を読んだ後に読むと良い。おなじみのBiff, Chip, Kipperと仲間たちが少し成長して、歴史を改ざんしようとするViransを、時空を飛び越えて退治するSFストーリー仕立て。歴史の豆知識も得られる。

You Don't Know What War Is
YSK YL: 4.4 24920 words
2023-07-05 ★★★★★  ありんこ コメント数:106 

今、ウクライナで起こっていることが、リアルタイムで当事者の目を通して語られている。著者は12歳の少女で、昨年2月24日のロシア軍による侵攻当日から数ヶ月にわたる日記を再構成したもの。避難時の様子や友達とのSNSでのやりとりなど、あまりに生々しく衝撃を受けた。爆撃で子供を含む民間人が死傷したというニュースを、今日も見た。タイトルにあるような傍観者であってはならないと思う。

Paper Wishes
LOS YL: 4.5 28173 words
2023-06-10 ★★★★  ありんこ コメント数:106 

第二次世界大戦中のアメリカで、突然、海辺の村から日系人強制収容所に送られた10歳の少女、Manamiとその家族の物語。10歳の少女の視点で語られるため、すべてが語られるわけではない。家族や友人など周りの人たちの心情を、それぞれの場面で想像しながら読んだ。特に愛犬との別れの場面は泣けてくる。

Kissing Booth
PGU4 YL: 3.4 12366 words
2023-05-20 ★★★  ありんこ コメント数:106 

アメリカ西海岸の高校生の日常を切り取ったような作品。仕上がりは軽いタッチのラブストーリーになっている。車通学だったり、両親が外出の時は友達を呼んでパーティーしたりと、かなり派手な印象。作者はこのウェブ小説を執筆時、15歳だったそう。日本人の親世代として目を丸くしながら読んだ。

Pig-Heart Boy
PGU4 YL: 3.4 12600 words
2023-05-20 ★★★★  ありんこ コメント数:106 

1年ほど前に、世界で初めてブタの心臓を移植した男性が話題になった。この作品が扱っているのはまさにそのテーマだ。移植を受けるのは13歳の少年。技術を進歩させたい医師、家族の思い、友人関係や社会に与える影響など、複雑な背景が絡み合っている。13歳が受け止めるには重すぎやしいないか、と読んでいて辛くなる。自分ならどうするか,考えながら読み進めた。

Saving Winslow
SHC YL: 3.5 17000 words
2023-05-19 ★★★★  ありんこ コメント数:106 

Winslowは生まれたばかりのロバの赤ちゃん。長くは生きないだろうと見放されたところを、Louieは引き取って自分で育てる決心をする。私事だが、最近初めて子犬を飼い始めた。「元気に育ってね」と願う自分の姿を、Louieと重ねて読んだ。動物好きの人におすすめ。

Someday Angeline
LS YL: 4.5 27500 words
2023-04-30 ★★★★  ありんこ コメント数:106 

とてもいいお話なんだけど、ハッピーエンドでよいのだけど、大人目線で読むと、途中の展開でなんかモヤモヤしてしまう。まずAngelineの学校での扱いがひどすぎる。担任の先生があまりにも大人げない。Angelineの父親もちょっと残念な人。人間くさい、といえばそうなのかもしれないが、わずか8歳の娘の「お父さん大好き」を、まっすぐに受け止めてあげればいいのに、と思う。“天才”Angelineを普通の子供扱いしてくれるGusやCool Breezerがいて、本当によかった。いろいろな意味で人間味にあふれた人たちが登場します。

Altruism
CDE-B1+ YL: 2.6 3200 words
2023-03-26 ★★★★  ありんこ コメント数:106 

altruism(利他主義)を科学的に解明する一冊。自分を犠牲にしてまで他人の役に立とうという気持ちは、なぜ起きるのか。生物学や動物行動学、脳科学の側面から説明できるらしい。最新の研究成果を知りたくなった。どこかの大学入試の長文読解問題で、取り上げてくれないかなあ。

Where Is Stonehenge?
WHERE YL: 2.5 7099 words
2023-03-26 ★★★  ありんこ コメント数:106 

高2のOBW、Tess of the d’Urbervilles にも登場した古代の遺跡、ストーンヘンジ。いつ、誰が、何のためにこんなものを作ったのかを考察していくのだが、あまりにも古い遺跡すぎて、どの説明も決定力に欠け、結局「~だったのでは?」の域を出ない。モヤモヤ感が残ります。誰か現代科学をもってこのナゾを解き明かしてほしい。ただわかったのは、こうした古代遺跡を研究・保護していくのはとても大変だということ。

Flora & Ulysses
KD YL: 5.5 57750 words
2023-03-22 ★★★★  ありんこ コメント数:106 

ある事故がきっかけでスーパーパワーを持つようになったリス、Ulyssesと、自らを「cynic(皮肉屋)」と言ってはばからない女の子、Floraをめぐる物語。登場人物(&動物)がそれぞれキャラ立ちしていて楽しい。1チャプターが短く、イラスト(コマ割りのマンガ風のものもある)がストーリーを伝える役目をかなり負っているため、スイスイ読み進められます。Disney+で実写映画化されているそう。

Hickory Dickory Dock
AGT8 YL: 4.5 25682 words
2023-03-08 ★★★★  ありんこ コメント数:106 

久しぶりに手にしたアガサ・クリスティのミステリー。古いお話ですが昔ながらの良さがあり、楽しめました。ポワロのひょうひょうとした語り口もいい。ただ、忙しい時期にスキマ時間を使って読んだため途中で話を忘れてしまい、同じ箇所を何度も再読する羽目に。ミステリーは時間のあるときに一気読みするに限ります。反省。

Marco Polo and the Silk Road
OFF2 YL: 2.8 6700 words
2023-03-08 ★★★★  ありんこ コメント数:106 

ノンフィクションのOFFですが、マルコ・ポーロの旅が物語のように描かれていて楽しく読めました。地図や当時の様子を描いた絵画などもふんだんに使われているのもよいです。マルコ・ポーロの冒険はシルクロード商人であった父と叔父の影響を強く受けたものであったこと、モンゴル帝国のフビライハンと深い親交があったことなど、新たに知った事実もたくさんありました。

just dance
PML YL: 2.6 10782 words
2023-01-18 ★★★★  ありんこ コメント数:106 

Sylvieには理解できない。なぜ、うちのお母さんは「世界的に有名なオペラ歌手」という人生を捨てて「アメリカの片田舎のカウボーイの妻」という人生を選んだの?未練はないのだろうか? ひと夏の体験を通して、Sylvieが「母の選択のわけ」を理解していく過程がいい。自分にとってのWhat matters most って何だろうと考えるきっかけになる一冊。

Most Peculiar Toy Factory, A
BST YL: 2.6 11000 words
2023-01-13 ★★★  ありんこ コメント数:106 

チョコレートミルクやいちごミルクを出す乳牛を飼育する農場が大口顧客を失ったために、その農場主の子供たちが近くのおもちゃ工場に働き口を探す、という設定に、すでにちょっとついて行けない感じでした。ファンタジーは好きですが、あまりに荒唐無稽すぎるとつらい。テディベアが実は悪者という設定にも・・・(テディベアを悪者にしないでー!)。個人的感想ですが。

Tess of the d'Urbervilles
PGU6 YL: 4.2 21000 words
2023-01-13 ★★★  ありんこ コメント数:106 

高2が英語表現の授業の最後に読むOBW本。この本はPGU6で、OBWよりも語数は少なく、はるかに読みやすい。だがその分、はしょられている箇所も多く、文章の趣という点でも物足りなさを感じてしまう。地図がついていたり、OWBの方では描かれていない部分が書かれていたりもするので、補完するという意味では有益かも。

Boy in the Dress, The
DVW YL: 4.5 22000 words
2022-12-20 ★★★★  ありんこ コメント数:106 

主人公の男の子の心の葛藤がもっと描かれるのかな、と思っていたらちょっと違った。家族の和解の物語、男の子の成長物語として読むと、いいお話。主人公を取り巻く人々のキャラが立っていて、おもしろおかしく読める。

My Life in Pictures
BEA-01 YL: 2.4 2184 words
2022-12-20 ★★★★  ありんこ コメント数:106 

対人関係がイマイチ得意じゃない主人公のBea。お隣に引っ越してきたBertとも険悪なのですが、ある日、Beaの隠れた絵の才能が発揮されて...。すべてのページがイラスト付きで楽しい。マンガを読んでいるみたいにサクサク読めます。

Amazing Grace
SCE3 YL: 3.2 8807 words
2022-11-30 ★★★★★  ありんこ コメント数:106 

Amazing Graceはとても美しい歌で、大好きです。この歌の誕生がイギリスの黒人奴隷売買への反対運動と深く関わっていことを初めて知りました。アメリカの南北戦争と奴隷解放はとても有名ですが、あまり光が当たることのないイギリスでの奴隷解放への動きの一端を、知ることができました。歴史好きの人は一読を。#B4S2

Secret Admirer
NC YL: 2.5 7400 words
2022-11-30 ★★★★  ありんこ コメント数:106 

ICRシリーズのFancy Nancyが少し成長してChapter Bookに再登場。同世代の女の子を主人公にしたChapter BookにはCam Jensen, Junie B Jonesなど、楽しいシリーズがたくさんありますが、NancyはHip Hopを歌ったり、ベビーシッターのお姉さんとお化粧ごっこしたりと、やることがませていて「今っぽい」感じです。この年頃の女の子の行動「あるある」で、共感できるかも。#B4S2

Tree and Me, The
BEA-04 YL: 2.4 5760 words
2022-11-30 ★★★★  ありんこ コメント数:106 

校庭に立つ大木「エミリー」(自分で名付けた)をこよなく愛するBeaが、エミリーに降ってわいた大ピンチに奮闘する物語。子供たちが協力して、子供たちなりの方法でエミリーを救おうとする場面がとても素敵でした。#B4S2

Do Androids Dream of Electric Sheep?
OBW5 YL: 4.5 31300 words
2022-11-30 ★★★  ありんこ コメント数:106 

一昔前の傑作SF映画「ブレードランナー」の原作小説。難解。読者に考える余地を与えるように作られているからか、retoldだからなのか、とにかく難解。物語の世界観を想像力たくましく読んでいくと、それなりに楽しめる。すべてを終えた主人公が最後に何事もなかったかのように日常に戻っていくのが、恐ろしいほどに現実的。

If You Give a Mouse a Cookie
SCR-PB YL: 0.4 291 words
2022-11-16 ★★★★★  ありんこ コメント数:106 

The mouse is very cute! This is one of the all-time favorites of American children. Every time you turn the page, you'll be surprised at what happens to the mouse. Anyway, he is so adorable.

Chair for My Mother, A
SCR-PB YL: 1.6 1089 words
2022-11-16 ★★★★★  ありんこ コメント数:106 

カラフルな表紙の絵本。座り心地のよい新品のいすを買う、ただそれだけことが女の子の目線で語られます。なのになぜか、読み進めるうちに心がほっこりしてきます。家族って素敵だな、そんな気持ちにさせてくれるお話。LLの廊下側の棚に並んでいる絵本の一冊です。

Puffin Keeper, The
MMP YL: 2.2 2200 words
2022-11-10 ★★★★★  ありんこ コメント数:106 

Morpurgoによる動物モノですが、Puffinという鳥(くちばしの大きいかわいらしい海鳥です)が主人公の物語ではなく、ある少年が老人との心の交流を通して、大人になっていく過程がゆっくりと描かれています。イラストも素敵で、絵本のような作り。少年が愛したこの灯台の島を訪れてみたくなります。

Where is Machu Picchu?
WHERE YL: 2.5 8000 words
2022-11-10 ★★★★★  ありんこ コメント数:106 

高2Geniusで扱ったMachu PicchuについてWHEREシリーズで読んでみた。Machu PicchuがPachacutiによってどのように建設されたか、インカ帝国がスペインにどのように滅ぼされたか(あのVilcabambaも出てきます)、Binghamの少年時代はどのようだったかなど、テキストの背景にあるマメ知識が増えて楽しい。文章も平易でサクっと読めるので、このノンフィクションシリーズはオススメです。

Oliver Twist
OBW6 YL: 5.5 26560 words
2022-11-09 ★★★★  ありんこ コメント数:106 

高2OBWで読むDavid Copperfieldの著者、Dickensの作品。同じ19世紀前半のロンドンを舞台に描かれていて、「子供の権利」という意識が乏しい当時、貧しい子供たちが劣悪な環境に置かれていたことがよくわかる。Oliverが幸せな結末を迎えるまでに、裏切りあり殺人ありで、読後感はDavidよりも重い感じ。#B4S2

There's a Boy in the Girl's Bathroom
LS YL: 4.5 35483 words
2022-09-21 ★★★★★  ありんこ コメント数:106 

Book reviewでおすすめコメントを読んだので。とてもよかったです!紹介してくれてありがとう。小学5年生の時期ってこんな感じだなあ、と子供のころを振り返りながら読みました。この主人公にとってのカウンセラーさんのような、自分をそのまま受け入れてくれる存在があるということが、成長していく過程でとても大切なのだと実感しました。

Book Shop Girl, The
SYB YL: 3.4 15000 words
2022-09-21 ★★★★★  ありんこ コメント数:106 

本好きの人に、もっと言うなら本屋好きの人に、超オススメ。こんな本屋さんがあったらいいなあ、と思いながら読みました。お話自体は「文盲だけど本屋のムスメ」という女の子が大活躍する冒険モノです。家族っていいなと思える、読後感もスッキリです。

Operation Bunny
FDA1 YL: 4.0 22750 words
2022-09-21 ★★★★  ありんこ コメント数:106 

Sally Gardnerのファンタジー。挿絵がかわいらしい。小さな靴を履いてちょこちょこ動き回るカギや、ピンクのウサギに変えられてしまった車掌さん、髭を生やした妖精オヤジなど、想像するだけで楽しい。物語も奇想天外。

Amazing Muslims Who Changed the World
PGU3 YL: 3.0 9945 words
2022-09-21 ★★★★  ありんこ コメント数:106 

Muslimという切り口がおもしろい。古今東西のMuslimsの偉人たちを紹介した一冊。時代は7世紀頃~現代まで、地域も中東アフリカからロシアまでさまざま。マララさんやモハメッド・アリなどよく知られている人もいれば、この本で初めて知った人物も多い。女性が多く取り上げられているのも興味深い。

My Father's Words
PML YL: 2.8 10800 words
2022-09-21 ★★★★★  ありんこ コメント数:106 

Sarah Plain and Tall もそうなのだが、この著者の文章の流れが好きだ。穏やかに時が流れるように感じる文章。悲しみのなかに一筋の光が見えて、そして徐々に心が癒やされていく。わんこ好きの人にもおすすめ。

No Flying in the House
BEB YL: 3.5 18000 words
2022-07-14 ★★★★  ありんこ コメント数:106 

初版の出版は1970年というので、物語に漂うクラシックな雰囲気にも納得。何でもできる(会話もできる!)スーパー犬を保護者に持つ少女が主人公のファンタジーです。笑いあり、戦いあり、涙あり、そして最後はほっこり。

Blamehounds
LG YL: 2.5 2900 words
2022-07-14 ★★★★  ありんこ コメント数:106 

犬視点で描かれた痛烈な人間批判?犬を飼っている人にはあるあるなのかも。乳牛がストライキする絵本、CLICK CLACK MOO Cows That Type にも似て痛快。

Number the Stars
LOL YL: 3.8 26108 words
2022-07-07 ★★★★★  ありんこ コメント数:106 

高校生向け、Summer Readingにおすすめの一冊。舞台はナチス・ドイツ占領下のデンマーク。少女Annemarieが親友のEllenのために、走る、走る。ハラハラさせる展開で一気読みした。時折挟み込まれるデンマークの田舎の風景描写が美しい。少し長めだが、夏休みだからこその1冊に。

Slumdog Millionaire
PGU6 YL: 4.2 18655 words
2022-07-07 ★★★★★  ありんこ コメント数:106 

「ファイナルアンサー?」でおなじみの賞金つきクイズ番組「クイズミリオネア」をご存じだろうか(古すぎるか)?この番組に挑戦する少年が主人公で、舞台はインド・ムンバイ。少年の生い立ちとクイズのシーンが交互に描かれ、読んでいくにつれてパズルのピースをはめ込んでいくような感覚。最後まで飽きさせない。少年は果たして大金を手にできるのか。

Women Who Changed the World
PGU4 YL: 3.4 11664 words
2022-06-24 ★★★★  ありんこ コメント数:106 

女性活躍の場を切り開いてきた古今東西の女性たちにスポットを当てている。産休を取ったニュージーランドのアーダーン首相や#Me Tooなど、かなり最近の話題も取り上げている。ショーケース的な取り上げ方なので、興味を持った人物がいたら、その人のbiographyを改めて読んでみるのがおすすめ。

Earwig and the Witch
DWJ YL: 4.5 9391 words
2022-06-21 ★★★★  ありんこ コメント数:106 

表紙絵を見て「あっ」と気づいた人はかなりのジブリファンとみた。映画「アーヤと魔女」の原作で、作者は「ハウルの動く城」のダイアナ・ウィン・ジョーンズ。期待を裏切らない楽しさだった。Earwigは主人公の女の子の名前で「はさみむし」と「人をあやつる」という意味がある。日本語版の名前は「アヤツル」から「アーヤ・ツール」。翻訳者、なかなか考えてるなあ。

Time Web, The
ORT-TC11 YL: 1.8 2051 words
2022-06-18 ★★★★★  ありんこ コメント数:106 

ORTのStage 10+、緑の表紙のTime Chroniclesシリーズ6冊を聴き読み。最終巻となる今回でミッションは一応達成。だが同時に、次のミッションへの幕開けでもあった…。Floppyが意外なところで大活躍。ところで、Floppyは12歳、Dog yearで数えると84歳なんだそう(登場人物紹介による)。知らなかった!

Power of the Cell, The
ORT-TC11 YL: 1.8 2059 words
2022-06-18 ★★★★  ありんこ コメント数:106 

ORTのStage 10+、緑の表紙のTime Chroniclesシリーズ6冊を聴き読み。今回はNadimとWilma、Kipperが1805年のロンドンで大冒険。Viransは変幻自在でなかなか手ごわい敵。

Matrix Mission, The
ORT-TC11 YL: 1.8 1997 words
2022-06-18 ★★★★  ありんこ コメント数:106 

ORTのStage 10+、緑の表紙のTime Chroniclesシリーズ6冊を聴き読み。今回、タイムマシン(?)で飛ばされたNeenaがやってきたのは、15世紀のドイツ。そこで出会った人たちの助けを借りてミッションを成功させる、というORTの定番ストーリー。

Beyond the Door
ORT-TC11 YL: 1.8 2101 words
2022-06-18 ★★★★★  ありんこ コメント数:106 

ORTのStage 10+、緑の表紙のTime Chroniclesシリーズ6冊を聴き読み。6冊は一連の物語なので、裏表紙の順番通りに読むのがおすすめ。第2話のこの本では、the Magic Key Adventuresの秘密とChipたちに与えられた新たなミッションが明らかに。

Strange Box, The
ORT-TC11 YL: 1.8 1913 words
2022-06-18 ★★★★★  ありんこ コメント数:106 

ORTのStage 10+、緑の表紙のTime Chroniclesシリーズ6冊を聴き読み。6冊が続き物になっているので、まずこのThe Strange Boxから読みましょう。ChipやKipperなど、おなじみのキャラクターが少し成長して、新たな冒険に出かけます。オープニングのBGMは同じ曲で、聴きながら中2の小教室で読んでいた頃を思い出しました。

Dr Jekyll and Mr Hyde
PEA3 YL: 4.5 13232 words
2022-06-16 ★★★★★  ありんこ コメント数:106 

高2のOBWで読むJekyll and Hydeを、別バージョンで読み比べ。おもしろかった。OBWよりも好きかも。特にDr Jekyllの最後の告白が、OBWよりもディテールに富んでいて、Jekyllの心情をさらによく理解できた。

Far from the Madding Crowd
PGU5 YL: 3.6 17113 words
2022-06-14 ★★★  ありんこ コメント数:106 

Books for Senior 2のおすすめ本にあったので、チャレンジの一環として読んでみた。表紙の絵がかわいらしい。Tess of the d'Urbervillesと同じ著者とは思えない軽いタッチの恋愛ものだった。「ええっ、そこはそうならないよね?」と思うほど、主人公の女性の行動は突っ込みどころ満載。

Yayoi Kusama
RTR3-YM1 YL: 2.0 3211 words
2022-06-14 ★★★★  ありんこ コメント数:106 

水玉カボチャのアーティスト、草間彌生が伝記本になっている!という事実にまず驚愕。作品だけでなく行動も前衛的な人だった。

Huckleberry Finn
PGU2 YL: 2.4 4693 words
2022-06-14 ★★★  ありんこ コメント数:106 

Mark Twainの名作を聴き読み。当時のアメリカの奴隷制についての時代背景などはあまり語られず、奴隷のJimとHuckの逃避行に深みが感じられない。単なる冒険ものとして読めばおもしろい。

Dr Jekyll and Mr Hyde
MMR3 YL: 2.8 9340 words
2022-06-09 ★★★★  ありんこ コメント数:106 

高2のOBWで読むJekyll and Hydeを別のシリーズで読み比べ。わかりやすい英語で読みやすい。文学的な奥行きという意味ではOBWの方が上か。殺人を目撃したservantが主要な登場人物とは全く関係のない人で驚いた。

Jewel in the Hub, The
ORT-TC11 YL: 1.8 1833 words
2022-06-09 ★★★★  ありんこ コメント数:106 

ORTのStage 10+、緑の表紙のTime Chroniclesシリーズ6冊を聴き読み。今回はWilf一人の冒険で、ルネッサンス期のイタリア・フィレンツェへ。悪者Viransに追われるWilfを助けてくれた青年は果たして誰?

Children Act, The
PGU7 YL: 4.6 23800 words
2022-06-08 ★★★★  ありんこ コメント数:106 

Is this a love story? Yes, maybe, a pathetic one, between a 17-year-old boy and a successful lawyer reaching her sixties. For me, the woman seems self-centered while the boy is truly pure. The story was interesting though I hoped there would be another ending.

Tales of Adventurous Girls
PGU1 YL: 1.4 1613 words
2022-06-08 ★★★  ありんこ コメント数:106 

女の子を主人公としたアフリカとアジアの民話4話を収録。短編なので空き時間にさっと読める。日本のものとして紹介された話は聞いたことのないお話だった。イラストがカラフルで楽しい。

Tom Sawyer
PGU2 YL: 2.4 4947 words
2022-06-07 ★★★★  ありんこ コメント数:106 

Mark Twainの名作を聴き読み。会話が多く、飽きずに最後まで聞くことができた。ただクセのある英語で、少し聞きづらい。南部なまりをあえて使っているのか?

Dr Jekyll & Mr Hyde
EP2 YL: 2.0 4300 words
2022-06-06 ★★★★★  ありんこ コメント数:106 

英表の授業で読んだJekyll & Hydeをいろいろなシリーズで読み比べ。EP2は音声だけで聴いた。LanyonがJekyllの恩師だったりと、OBWとの設定に違いがあって多少の戸惑いはあるが、音声だけで十分に理解でき、楽しめる。BGMや効果音も豪華で、ラジオドラマのよう。

She Persisted : Sally Ride
SHP06 YL: 2.5 4000 words
2022-06-03 ★★★★★  ありんこ コメント数:106 

Sally Ride is the first American female astronaut who traveled in space on Space Shuttle Challenger. It is interesting to see how she became interested in space. Also, her life tells you how important it is to share your own great experience with others.

She Persisted : Sonia Sotomayor
SHP09 YL: 2.5 3000 words
2022-06-03 ★★★★★  ありんこ コメント数:106 

女子のrole modelになる女性の生き方を取り上げるこのシリーズは、人選がおもしろい。「名前は聞いたことがあるけど誰?」という人々に光を当てている。それぞれの生き方から学ぶことは多い。ちなみにソニア・ソトマイヨールはヒスパニック系初のアメリカ最高裁判事。

She Persisted : Oprah Winfrey
SHP16 YL: 2.5 4000 words
2022-06-03 ★★★★★  ありんこ コメント数:106 

オプラ・ウィンフリーは有名なトークショーのホスト。アメリカ版・黒柳徹子といった感じだろうか。黒人女性がアメリカ社会でこの地位を得るまでに、どれほどの努力があったのだろうかと思う。

Simon vs. The Homo Sapiens Agenda
PGU5 YL: 3.8 16031 words
2022-06-01 ★★★★★  ありんこ コメント数:106 

This is basically a love story of a teenager, but there are a lot of "agendas" throughout the story -- friendship, bullying, coming-out, parenting and so-called "school caste" in American high schools, for example. If you are NOT allergic to same-sex couples, it's worth reading.

Spy Who Came in from the Cold, The
PGU6 YL: 4.2 18179 words
2022-06-01 ★★★★  ありんこ コメント数:106 

冷戦中の東西対立が軸となっているスパイ小説。スパイの鉄則「敵をだますならまず味方から」は、アニメ「SPY×FAMILY」にも通じる?設定は古いなあと感じざるを得ないので、古典的なスパイものとして読めば〇。結末は衝撃的。

Secret Diary of Adrian Mole Aged 13 3/4
PGU3 YL: 3.0 9180 words
2022-06-01 ★★★★  ありんこ コメント数:106 

13歳と9カ月の少年、Adrianのセキララ日記。いわゆる「親ガチャ」のハズレ組なのに、彼に悲壮感はなく、かといって逆境をはねのけようという訳でもない。Adrianの目を通して淡々と描かれる日常がおもしろい。

Secret Dreamworld of a Shopaholic, The
PGU3 YL: 3.0 9719 words
2022-06-01 ★★★  ありんこ コメント数:106 

性格の違いによると思うが、返すあてのお金を借金して買い物をしまくる主人公に、まったく共感できなかった。ある意味サクセスストーリーだし、コメディとおもって読めばそれなりに笑えて、サクッと読める。

One Memory of Flora Banks, The
PGU5 YL: 3.8 16120 words
2022-06-01 ★★★★  ありんこ コメント数:106 

今起こったことを覚えていられない、という特殊な障害を持つ17歳の女の子、Floraをめぐる物語。彼女を取り巻く人々のまなざしが温かい。読後感もさわやか。

Animal Farm
PGU3 YL: 3.0 8700 words
2022-06-01 ★★★★  ありんこ コメント数:106 

オーウェルはこの物語を20世紀初めのロシア革命に対する痛烈な風刺として描いたとされる。現在のロシア(によるウクライナ侵攻)と重ね合わせて読むこともできる、と思った。

Great Gatsby, The
PGU3 YL: 3.0 8514 words
2022-05-14 ★★★★  ありんこ コメント数:106 

何度か映画化もされている、有名なアメリカ小説。20世紀初めのニューヨークの上流階級ってこんな感じなの、と思う。それに翻弄される人々が哀しい。

Canterville Ghost,The
OBW2 YL: 2.6 5500 words
2022-05-14 ★★★★★  ありんこ コメント数:106 

Wildeの同じ作品をPGU, MMR, OBWで読み比べ。3つの中では一番長く、読み応えは十分。序盤の、現実主義のアメリカ人家族vsイギリスのお屋敷の幽霊の対決は絶妙で、声に出して笑ってしまった。

Canterville Ghost and Other Stories, The
MMR3 YL: 2.8 8200 words
2022-05-14 ★★★★  ありんこ コメント数:106 

Wildeの同じ作品をPGU, MMR, OBWで読み比べ。短いが、物語の雰囲気は十分伝わる。残りの2つの短編小説も面白い。

Canterville Ghost, The
PGU1 YL: 1.4 1261 words
2022-05-14 ★★★  ありんこ コメント数:106 

Wildeの同じ作品をPGU, MMR, OBWで読み比べ。これはマンガ仕立てで、さっと読める。物語の深み、という意味では今ひとつか。

Extremely Loud & Incredibly Close
PGU5 YL: 3.8 17311 words
2022-05-13 ★★★★★  ありんこ コメント数:106 

ニューヨークで起きた9.11で父親を亡くして壊れてしまったOskar。周りの人とのふれあいで、少年の心が少しずつ癒やされていく過程がいい。あの日の真っ青な空を思い出した。

Me Before You
PGU4 YL: 3.4 11654 words
2022-05-13 ★★★  ありんこ コメント数:106 

映画化もされたことがあるラブストーリー。車いすのWillに献身的に接する主人公のLouは好感がもてたが、結末には賛否両論があるかも。

Extraordinary Life of Rosa Parks, The
PGU2 YL: 2.4 4800 words
2022-05-13 ★★★★★  ありんこ コメント数:106 

アメリカ黒人の人権運動のきっかけを作ったローザ・パークスという女性。しっかりとしたvisionを持った活動家であったことを、この本で初めて知った。Encouraging.

Tale of Despereaux, The
KD YL: 4.5 31975 words
2022-04-27 ★★★★  ありんこ コメント数:106 

お城の壁の中に住むDesperaux(フランス語のdespairの意味?)というmouseの冒険物語。コミカルなシーンもあって読みやすいファンタジー。ただ私は登場人物のMigという少女に感情移入してしまい、なんだかなあという読後感でした。