はいきたどーん2作目すっとばして3作目のTPDっ（なんか2作目なかったんだよねLLに。入荷全力待機してまっせ）。今作では1作目とはまた別の刑務所が舞台。でも、元シリア難民の囚人、自殺願望のあまり過激な行動に出てしまう囚人などトラブルを抱える人々と向き合いながら彼らの心身の苦しみに寄り添い、回復への手助けをしていくDocが描かれる様は変わらず読者の胸を打つよね。患者の傷の描写とかはちょっとばかり生々しいので苦手な子は目を塞いでもらって…けど、ほんとに囚人たちのbackgroundsが相変わらず現実味溢れてるところとか、Docが自分の仕事のやりがいを改めて見出していく様は、描写のリアルさの衝撃を上回る良さだね。1作目と舞台は違うといえど、少し似てる？というかテンプレ感が出てきちゃってるとこだけ-1だけど、それでも充分な読み応えを感じた一冊っ！