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Tale for the Time Being, A
RUO YL: 6.8 142000 words  ★AVG=4.0 (2件)
2023-10-07 ★★★★  Big Bear コメント数:262 

この物語は、ルースとナオコという二人の視点から、2つの時間と空間を行き来して語られるが、序盤は断片的にしか伝わってこない双方の生きる時間と空間が徐々に色濃くなってくるのがみごとだと思った。途中のいじめや援助交際や鬱の描写は辛いし、終盤の量子力学の説明は正直難しくてよく分からなかったが、それ以上に小説の手法が素晴らしくて、また読んでみたい作家だと思った。

Tale for the Time Being, A
RUO YL: 6.8 142000 words  ★AVG=4.0 (2件)
2023-10-07 ★★★★  Big Bear コメント数:262