バレーリーナという職業についてあまり知らなかったしMaria Tallchiefという方も知らなかったけれどこの本で知れてよかった。

難しそうで借りたままにしてあり、集中して読んだ一冊。意外と、とてもとても文がシンプルで読みやすかった。筆者特有なのか、時が前後したりwithなどの前置詞で大事な出来事をサラッと流してしまうところは読みづらい。 Tallchiefという綴りから勝手にロシア人を想像したが、英語読みでそのままトールチーフ。しかも、ネイティブアメリカンとしての姓はTall Chief。子どもの頃から、学校での差別(というより、いじめ)に対抗するため、そして、バレリーナとしてやっていくため、公式な名前を変えていった(でも、Tallchievaは拒否した)というのが、私にはとても勇気ある行動に感じた。  代表作だという火の鳥と、くるみ割り人形のthe Sugar Plum Fairyも、注目してみたいと思った。 WHOシリーズにもあるので、読んで深掘りしてみたい。