音源がこっち派。ハイドはOBW派

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じっくり腰を据えて読むと、物語の中に入り込める話。とにかく音声がきれい。BGM が、軽く明るい室内楽で章が始まり、おどろおどろしい音で終わるパターンが多く、どんどん地の底に引き込まれて行く感じ。 characterを変えるということで有名な話だが、現代の小説や漫画には姿や性格を変える(変わる)のはそこまで珍しくない。また、医学的にも精神薬などの働きはどんなものなのだろう、と考えさせられた。  ひとつわからなかった単語がwillという名詞だ。lawyerが持っていて、書き換えたとか財産などの表現と一緒に出てくるので、遺言書の意味で使われているのだろうか。 このシリーズのイギリス英語をもっと聴きたい。 

ドラマチックなBGMや朗読の熱演がとにかく面白かった。OBWと違うところを探すのもオススメ。ラストに、OBWにはなかった「手紙を読んだ後のUtterson」が出てくるのが面白いところ。このDr Jekyll and Mr Hydeという物語、本当によくできていて面白く、人間の深みを描いていると思う。古典作品の中にも、きっとまだ知らない面白い本がいくらでもあるんだろうな、と読書意欲を掻き立てられる。

音がすごかった。ロンドンの街中の喧騒がダイレクトに伝わった。OBW4と比べて随分短いが、分かりやすく面白かった。OBWで読んだ時より、Dr Jekyllが若く、カラーの挿絵を見るとMr Utterson がとんでもなく男前だった。おすすめ。

英表の授業で読んだJekyll & Hydeをいろいろなシリーズで読み比べ。EP2は音声だけで聴いた。LanyonがJekyllの恩師だったりと、OBWとの設定に違いがあって多少の戸惑いはあるが、音声だけで十分に理解でき、楽しめる。BGMや効果音も豪華で、ラジオドラマのよう。

BGMが素晴らしくて、本の挿絵もカラーなので、本を読んだというより、映画を観た、という感覚に近い。OBWで読んだジキハイの大筋はそのまま、retoldされている。30分でわかるDr Jekyll & Mr Hyde.