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King's Speech, The
MLPC YL: 7.0 64000 words  ★AVG=5.0 (2件)
2023-03-22 ★★★★★  Big Bear コメント数:262 

「この本を読んでとても感動した!」と高2の生徒が勧めてくれた一冊。吃音を乗り越えて英国のために言葉を発し続けた王はもちろんだが、Australiaから渡英し独力でSpeech Therapist としての知識と技術を用いるだけではなくその暖かな人柄で王の頑なな心も開いていったLogueの生き様には敬意を表したい。 なんとなく皇室の方々やKingやQueenの存在って今まで疑問に思うことも多かったのだが、Christmasなどの人々の心が祖国や神に集うとき、戦争などで苦しい情勢のときに彼らがスピーチを通してかける言葉が国民にとって救いとなったりするのだなと思った。Coronavirus のときのQueen Elizabethのスピーチが思い起こされた。

King's Speech, The
MLPC YL: 7.0 64000 words  ★AVG=5.0 (2件)
2022-10-11 ★★★★★  Harper コメント数:317 

ElizabethⅡの父GeorgeⅥの記録です。テレビもなく、ラジオでの音声のみが国民にメッセージを伝える手段だった時代、スピーチの声の重要性は計り知れません。第二次世界大戦前から大戦後までの激動の時代、吃音という言語障害を克服しながら演説をする国王とそれを助けるLogueの日々です。淡々とした記述の中に戦争の恐ろしさを感じました。MP3にはGeorgeⅥの本物の演説が入っていますので是非聴いてください。