英語学習体験記

第76回赤学年卒業生 M・Nさん

 まずは多読についてです。中1、中2では、部活が無い放課後は友達と一緒にLLで本を読んだり、家で読んだりしていました。必ずCD本を選んで、音付きで読むようにしていました。間違った発音で覚えないようにするためです。電車の中で読みたい時もありましたが、音無しになってしまうので、我慢して読まないようにしていました。やり方としては、1回目は音付きで読み、2回目は音無しで軽く読み、発音を思い出せなかったものはその部分だけもう一度音を聞いて、変な発音の癖がつかないようにしました。意味のわからない単語があった時はBook Diaryに推測した意味を書きました。文章ごと書き写すこともありました。その頃は推測できる単語が多く、辞書は引いていませんでした。

 中3でも継続的にLLに通いました。中3になると知らない単語が増えてきたので、辞書を引きはじめました。

 高1になると単語ノートを作り始め、知らない単語が出てくるとその単語が含まれている文章を書き写しました。辞書に載っている例文も書き写し、単語ノートは何度も見直すようにしました。高1の夏にはYL3.0~4.0位の物語が読めるようになっていましたが、初めて受けた模試で科学系の評論が出て分からない単語が多かったので、9月からはCDEシリーズを読み始めました。”Placebo” ”Altruism”などです。YLが2.6に下がってしまい少し悔しくもあったのですが、内容も面白かったですし、物語には登場しない、評論によく出てくる単語をしっかり押さえることが出来たのでよかったです。物語に関しては、春休みからYL5.0〜6.0位の本を読みました。

 高2では部活動が忙しくなりましたが、授業の予習復習を優先しつつ好きなシリーズを読み、いい息抜きになっていました。また、WHOやWHATなども読んで専門的な分野の単語力をつけました。特に模試や定期テストの前や当日に、LLの本を読んで長文に慣れるようにしていました。

 高3では、模試や本番のテスト前にLLの本を読んで英語脳に切り替えるようにしました。

 次に本の選び方ですが、色々なシリーズを読んでみて気に入ったシリーズを発掘しながら読みました。レベルに関しては、私の場合知らない単語が2ページに1個ある位のレベルが無理なく多読出来ました。それ以上知らない単語があるとスイスイ読めなくなるので、本を少し読んでみて今の自分のレベルに合っているか確認してから、読み進めました。また、読みたくない日は無理に読まないようにしていました。周りには沢山冊数を読む人もいて、自分の冊数があまり伸びないことに焦ることもありましたが、一冊をじっくり読むようこころがけました。結果的に英語力が伸びたかなと思います。

 6年間多読を続けたおかげで、長文を素早く読む力がつきました。また、英語らしい言い回しが自然と身についたので、Writingで自然な英語を書けるようになったのではないかと思います。

 多読以外には、毎回の授業の予習復習をしっかりやるようにしていました。

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