英語学習体験記

「LL教室を次のステップのための踏み台にして欲しい。私にとって語学学習は、主体的な自分へと成長させてくれた。」

第75回ピンク学年卒業生 N・Tさん

 語学学習は、他の科目と違い、話す、聞く、読む、書くという行為を自発的に取り組まなければ向上しない科目だと思います。鷗友の英語教育の良いところは、オールイングリッシュで行われる対話的な授業、LL教室などの、英語を学びたいという自発的な意欲を発揮できる場所が豊富にある所だと思います。

 中学受験では、塾主体で受動的に勉強していた人が多いと思います。私もそうでした。入学当初は、勉強の楽しさや学ぶことの意味がよく分かりませんでした。

 しかし留学をしてみたいという目標ができたことをきっかけに、英語学習のモチベーションが上がり、毎朝LL教室に通い、多読に励むようになりました。分からない単語は、二度繰り返し出てきた時点で調べるようにしたところ、語彙力がつき、読める本のレベルが向上しました。多読からスタートしたことで、英語を日本語に訳して理解するのではなく、英語を英語のまま理解する習慣がつきました。

 高校に進級した時点で、英文法の勉強を始めました。点と点のようで感覚的に使っていた英語が、線で結びつき整理されました。

 英語力が一気につき、オールイングリッシュの授業でも積極的に発言できるようなりました。更に、LL教室にない洋書に興味を持つようになり、初めて購入した本は「catcher in the rye」(ライ麦畑でつかまえて)です。人種や言語は違っていても、同じような悩みを持つことがあることに驚きました。当時、自分の悩みや考えを回りの人と上手く共有できない孤独感を感じていたので、似た考えを持つ主人公と出会えたことは大きな救いになりました。その後も洋書を購入して読むようになりました。洋書の語彙は難解だったため、村上春樹などの日本人著者の英訳本を読むようになりました。

 主体的に英語を学んだことで、主体的に勉強するスタイルが身につきました。それは他の科目や、大学受験において大いに役立ちました。また、言語を通して英語圏の文化に触れ、価値観や視野が広がり、物事を多角的に考えることができるようになりました。学ぶことの意義や楽しさを知りました。

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貸出冊数変更、iPad について

GW後の貸出冊数は、中1:4冊、中2・中3:6冊、高校生:4冊になりました。

LLにしばらく滞在する時は、iPad を使いましょう。Basket Books の機能を使うと、貸出処理をしなくても、LLにあるたくさんの本を聴くことができます。また、Listen and Repeat の機能を使うと、自分の声を録音して、お手本の声と聞き比べることができます。ORT や Up and Away で試してみましょう。英語らしい発音が身につきます。

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